文字サイズ変更

蛇と剣士の妖怪退治

#37

弱者さん

「始めましてじゃな。エラバレシモノよ。」

謎の少女は言った。
少女は角が生えている鬼妖怪だ。
そして俺がエラバレシモノということを知っている。
何者なんだ?。

「自己紹介がまだじゃったな。妾は酒呑童子じゃ。」

「酒呑童子?!。」

鋼次がびっくりして言った。
鋼次は俺ではなく酒呑童子に刃を向けた。

「お前何しにきたんや。妖王軍め。」

「ほう。貴様妾の事を知っているんじゃな。まさか不治の花の犠牲者か?。」

「犠牲者?。」

鋼次は怒っていた。
そして風花も酒呑童子の事を知っているようだった。
鋼次の雰囲気が変わっていた。

「俺は不治の花のおかげで退治屋を続けられた!!。じいちゃんと退治屋の仕事ができた!じいちゃんの仇をうつことができた!!。犠牲者なんて言うなや!。」

「ふーん…。」

「それよりお前は妖王軍やったな…。その首取ってやる!。」

「貴様に用はない。妾の目的はエラバレシモノじゃ。鴉、斬ってくれ。」

「承知。」

酒呑童子の後ろから烏天狗と言えるような妖怪が出てきた。
どう見ても烏天狗。
烏天狗は刀を持っていた。
その刀はリーチが長く、使いにくそうだった。

「さようなら。弱者よ。」

烏天狗が刀を振った。
…これは鋼次にあたる。
刀で受け止める事もできない。
だけど鋼次からは「俺にかまうな」と言う声が聞こえた気がした。

[太字]カキィィン[/太字]

「おや。切れませんねぇ?。」

刀は鋼次に直撃した。
だけど切れていなかった。
それと刀と鋼次が触れたとき、刀が鉄に当たったような音がした。
まるで鋼次が鉄になったかのよう―

「硬度をあげる……だけじゃないようですね。」

烏天狗は刀を落とした。
さっきまで素早かった動きも遅くなっていた。
何かに乗られているような…。
烏天狗がそんなように見えた。

「じいちゃん!!もっとやれ!。」

鋼次は謎の応援をしていた。
じいちゃんって誰?。
俺は何のことかわからない。
夏美も知らなさそうな顔をしていたけど風花は知ってるようだった。

「苦戦してるな。鴉よ。」

「すみません。酒呑童子様。」

「もういい。妾が殺る。」





気づくと俺と酒呑童子以外は倒れていた。

「はぁ…。これ妖力の消費が激しいから嫌いなんじゃ。」

作者メッセージ

巳年だぜ!!。
蛇の年だ!!。
やったね竜也。
作者は辰年生まれだけど。

2025/01/01 14:17

自称様 ID:≫.p73gvW6ybYQg
続きを執筆
小説を編集
パスワードをおぼえている場合は、ご自分で小説を削除してください。【削除方法

小説削除依頼フォーム

お名前 ※必須
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
削除の理由 ※必須

パスワードについて

ご自分で投稿した小説ですか? ※必須

この小説は、あなたが投稿した小説で間違いありませんか?

削除後に復旧はできません※必須

削除したあとに復旧はできません。クレームも受け付けません。

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL
/ 38

コメント
[0]

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL