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蛇と剣士の妖怪退治

#35

魔神誕生

香奈さんが話してくれたのはこんな話だった。

[水平線]

この世には寿命がある妖怪とない妖怪がいる。
ちなみにつちのこはない妖怪だそうだ。

しかし寿命がある種の妖怪でも寿命を無視して生きている妖怪がいる。
不治の花に触れた妖怪たちだ。
不治の花とは白い花で藤とは全く違う見た目をしている。
しかもその花は黒い石と同じ時に現れた。

何年か前…

妖王と神の戦争があった。
その時代には魔神が誕生した。
魔神は創造主を支えるために生まれた。
魔神が生まれた後は創造主の仕事は楽になった。
しかし魔神が生まれて二つの大きな被害がでたのだ。

一つは死んだ妖怪の石化。
死んだ妖怪は潔く天に行くことはできなかった。
そして人間がその妖怪に憑かれるという被害がでた。

もう一つは不治の花。
妖怪も人間もその花に触れると不老になるという神秘的で危険な花が各地で咲いた。
その花を求めて争いが起きたり、その花に触れて独りになる者もいた。
不治の花によってたくさんの人の人生がかわった。
しかしその花は魔神が生まれた年しか咲かなかった。


今でも不治の花に触れて生きている妖怪がいる。
不治の花に触れた人間も数少ないがいる。
しかし不老による孤独で自害した者もたくさんいた。

[水平線] 

……みたいな事を言ってた気がする。
そして鋼次はその花に触れた人間だそうだ。
風花や狩人みたいな妖怪は普通に寿命がない妖怪らしいが、この先不治の花に触れた妖怪に会うだろう。
今までこんなことも知らなかったのか、俺。
マモルさんがなんで知らないんだよって顔してる。

世界に二つの大きな異変をもたらした魔神はどんな人なんだろう。
俺は魔神にあってみたいと思った。

作者メッセージ

熊妖怪はどこに行った?。

「お前ら退治屋か?。いつも助かってるでぇ。退治屋なら見逃してやろう。」

どうやら熊妖怪の住処は人間の開発によって荒らされているようで、退治屋はそれを阻止するため頑張っていたそうです。
いつもの恩で見逃してくれたんですね。
その後一人で帰っていきました。

2024/12/29 16:08

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