文字サイズ変更

蛇と剣士の妖怪退治

#30

大嶽丸討伐

大嶽丸を退治した次の夜。
俺は優貴さんの店に行った。

「竜也ーーーー!!心配したゾー!!!。」

そう言って俺に飛びかかってきたのはつちのこだった。
確かつちのこは大嶽丸が怖くて…。

「はぁ…。やっと帰ったか…竜也。」

奥からは優貴さんがやってきた。
きっと優貴さんも俺を心配していたんだ。
そして俺がいない間、心配でたまらないつちのこを落ち着かせるために苦労していたんだ。

「大嶽丸を倒せてよかったナ!。竜也!。」

「つちのこはなんで大嶽丸がやられて喜んでいるんだ?。」

「別にいいじゃないカ!。妖怪だと悪いのカ!。」

つちのこは変わった妖怪だ。
なんか他の妖怪と違うし。
人間になついてるし。
俺を導きたがるし…。

「よし。竜也。裏山へ向かうぞ。」

優貴さんに言われて、特訓のため俺は裏山へ行った。
俺はいつもどおりの夜を過ごした。



―鬼ヶ島―

大嶽丸のそばに一人の男が立ち寄った。
彼はぬらりひょんだった。
白髪をなびかせて歩くその姿は隠れていた鬼も見とれていた。
男は大嶽丸のそばに座り込んで言った。

「僕の役に立つことはできなかったね。」

大嶽丸は倒れているものの悔しそうな表情をした。
涙を流しているようにも見えた。

「大丈夫。君は妖王の役に立つことはできるさ。」

そう言った男は大嶽丸の額に手を当てた。
すると大嶽丸は男の手に吸収された。
まるで大嶽丸の存在なんてなかったかのように跡形もなくなっていた。
男の妖力は増していた。

「竜也。強くなったね。」

男は謎の言葉をのこし、帰っていった。

作者メッセージ

金神龍編終わり!!

2024/12/23 19:02

自称様 ID:≫5tLKWzBMUDa82
続きを執筆
小説を編集
パスワードをおぼえている場合は、ご自分で小説を削除してください。【削除方法

小説削除依頼フォーム

お名前 ※必須
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
削除の理由 ※必須

パスワードについて

ご自分で投稿した小説ですか? ※必須

この小説は、あなたが投稿した小説で間違いありませんか?

削除後に復旧はできません※必須

削除したあとに復旧はできません。クレームも受け付けません。

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL
/ 38

コメント
[0]

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL