蛇と剣士の妖怪退治
「全く変わらんな。大嶽丸は…。」
誰の声だ?。
大嶽丸の長い話を聞く中、聞き覚えの無い低い声が聞こえてきた。
夏美は…絶対違うし…。
狩人は気絶している。
狼牙も、マモルさんでもない。
誰の声?。
「何故妖王が好きなのだ。大嶽丸。私にはわからん。」
そう言っていたのは金の龍、いや大蛇だった。
「お前!しゃべれたのかよ!!。」
「あ!!本当だ!竜也、私は喋れるようになったぞ!。」
「竜也!お前大蛇の妖力を持っていたのか?!!。」
大嶽丸は俺の妖力を知らなかったようで。
大蛇は自分が喋っていたことを知らなかったようで。
大蛇がしゃべれるようになったのは覚醒したからかな?。
「竜也!そんな奴捨てて、俺の仲間になれ!!。」
「なんだと?竜也は私の仲間だ。」
二人とも私のために争わないで♡。
…冗談。
だけど二人が俺を取り合うのに俺はすごく困っている。
「まだ妖王に執着しやがってクソ鬼が!!。」
「なんだと裏切り者め!!。」
「裏切り者?。」
大蛇がしゃべれるようになったからって言いたい放題言っている。
しかしなぜ大蛇が裏切り者?。
ああ。
思い出した。
確かこの前狼牙に聞いた気がする。
大蛇は元妖王軍で…。
で、裏切って退治屋になったんだよな…。
「裏切って何が悪い!!私の選んだ道だ!。」
[太字]ガブッ!![/太字]
大蛇が大嶽丸を噛んだ。
もしかしてこいつ覚醒してる(?)から倒せるかもしれない。
頑張れ!大蛇!。
たーおーせ!
「フン。弱くなったな。大蛇よ。」
そういうと大嶽丸は大蛇を投げた。
大蛇は倒れた。
あれ…?大蛇ってこんなに弱いの?。
「うっ…。早く本来の力を取り戻したい…。」
わかった。
大蛇は覚醒したんじゃなくて本来の力を取り戻したんだ。
じゃあ俺が強くなんなければ大蛇も覚醒しないってこと?。
しかも俺、大蛇が倒れてたら技が使えないよ?。
実は剣の太刀筋強化、妖力など全部大蛇に頼っている。
大蛇がいないと俺は力を発揮できないのだ。
あれ?これ詰んだ?。
早くマモルさん来てよー!!。
「よし。邪魔者もいなくなった。次は…お前ら餓鬼二人を殺してやる。」
そう言って大嶽丸は夏美と狼牙を指差した。
誰の声だ?。
大嶽丸の長い話を聞く中、聞き覚えの無い低い声が聞こえてきた。
夏美は…絶対違うし…。
狩人は気絶している。
狼牙も、マモルさんでもない。
誰の声?。
「何故妖王が好きなのだ。大嶽丸。私にはわからん。」
そう言っていたのは金の龍、いや大蛇だった。
「お前!しゃべれたのかよ!!。」
「あ!!本当だ!竜也、私は喋れるようになったぞ!。」
「竜也!お前大蛇の妖力を持っていたのか?!!。」
大嶽丸は俺の妖力を知らなかったようで。
大蛇は自分が喋っていたことを知らなかったようで。
大蛇がしゃべれるようになったのは覚醒したからかな?。
「竜也!そんな奴捨てて、俺の仲間になれ!!。」
「なんだと?竜也は私の仲間だ。」
二人とも私のために争わないで♡。
…冗談。
だけど二人が俺を取り合うのに俺はすごく困っている。
「まだ妖王に執着しやがってクソ鬼が!!。」
「なんだと裏切り者め!!。」
「裏切り者?。」
大蛇がしゃべれるようになったからって言いたい放題言っている。
しかしなぜ大蛇が裏切り者?。
ああ。
思い出した。
確かこの前狼牙に聞いた気がする。
大蛇は元妖王軍で…。
で、裏切って退治屋になったんだよな…。
「裏切って何が悪い!!私の選んだ道だ!。」
[太字]ガブッ!![/太字]
大蛇が大嶽丸を噛んだ。
もしかしてこいつ覚醒してる(?)から倒せるかもしれない。
頑張れ!大蛇!。
たーおーせ!
「フン。弱くなったな。大蛇よ。」
そういうと大嶽丸は大蛇を投げた。
大蛇は倒れた。
あれ…?大蛇ってこんなに弱いの?。
「うっ…。早く本来の力を取り戻したい…。」
わかった。
大蛇は覚醒したんじゃなくて本来の力を取り戻したんだ。
じゃあ俺が強くなんなければ大蛇も覚醒しないってこと?。
しかも俺、大蛇が倒れてたら技が使えないよ?。
実は剣の太刀筋強化、妖力など全部大蛇に頼っている。
大蛇がいないと俺は力を発揮できないのだ。
あれ?これ詰んだ?。
早くマモルさん来てよー!!。
「よし。邪魔者もいなくなった。次は…お前ら餓鬼二人を殺してやる。」
そう言って大嶽丸は夏美と狼牙を指差した。