文字サイズ変更

蛇と剣士の妖怪退治

#24

巨鬼の野望

「お前…まさかエラバレシモノか…?。」

そう言ったのは大嶽丸だった。
嬉しそうなびっくりしたような表情をしている。
狼牙は言った。

「うん。竜也はエラバレシモノだよ。」

「うおいっ!!狼牙ぁぁ!!」

狼牙それ言っちゃだめだって!。
ああ、俺はどうなるんだろう。
死にたくないよー!!。

「あれっこれって言っちゃだめだった?。」

「だめだ!。阿呆!!。」

狩人が狼牙を殴っている。
俺も殴っていい?。
そんな中大嶽丸は…泣いていた。

「妖王様…ついに…ついに………。」

ん?。
大嶽丸の様子が変だぞ?。
キャラ変わった?。

「おいお前!竜也と言ったな…!。俺達の仲間になれ!。」

「嫌です。無理です。却下です。」

「だめだ俺の野望のために仲間になれ。」

「嫌です。」

「お願い!!お願い!一生のお願い!ね、ね♡。」

大嶽丸の最初の威厳はどこに行ったか…。
なぜ彼はこんなに俺を仲間にしたいんだろう。

「すきありぃ!!」

狩人が剣で大嶽丸を攻撃しようとした。

「邪魔をするな小童。」

一瞬大嶽丸の雰囲気が変わった。
大嶽丸は狩人の剣を掴み、折った。
そのまま狩人に攻撃し、狩人を気絶させたのだ。
それは一瞬の出来事だった。

大嶽丸は夏美を捕まえこう言った。

「おい竜也。こいつを殺されたくなければ仲間になれ。」

夏美が人質に取られたのだ。
夏美の銃などの武器は捨てられた。
ってかなんで俺の名前覚えてんの?!。
しかも呼び捨て!!。
そもそもこいつの野望って何だよ?!。

「お前どんな野望があんだよ!。」

「お?俺の事が知りたいのか?竜也。仕方ない教えてやろう。」

そういうことじゃないんだぁー!!。
駄目だ。
こいつには敵わん。

「俺の野望は妖王様の右腕になることだ。」

「ん?。」

「お前を味方にした俺は妖王様に認められて…そして妖王様を一番に支えるものとなるのだ!!。」

「……。」

自分のために俺を連れて帰るのね。





その後大嶽丸以外の沈黙と、大嶽丸の妖王語りが長く続いた…。
俺の隣にいた覚醒(?)した龍も引いていた。

2024/12/18 17:26

自称様 ID:≫5tLKWzBMUDa82
続きを執筆
小説を編集
パスワードをおぼえている場合は、ご自分で小説を削除してください。【削除方法

小説削除依頼フォーム

お名前 ※必須
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
削除の理由 ※必須

パスワードについて

ご自分で投稿した小説ですか? ※必須

この小説は、あなたが投稿した小説で間違いありませんか?

削除後に復旧はできません※必須

削除したあとに復旧はできません。クレームも受け付けません。

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL
/ 38

コメント
[0]

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL