蛇と剣士の妖怪退治
エラバレシモノってこんなにすぐ死んでいいのか?。
そもそも俺は本当にエラバレシモノなのか?。
俺は退治屋になったばかりなのに。
半端な覚悟で来るんじゃなかった…。
「切り裂け。[漢字]鎌鼬[/漢字][ふりがな]かまいたち[/ふりがな]。」
俺の近くには倒れた妖怪と、青年が立っていた。
なんか見覚えのあるような青年だった。
茶髪で緑の瞳の青年
こいつが俺を助けてくれた。
「君はまだ死んではいけない。君はエラバレシモノだ。」
思い出した。
この人は俺がさらわれたときバスに乗っていた青年だ。
俺はこいつの妖力を感じて思い出した。
今はあの時よりすごい妖力を放っている。
目が合った時はゾッとした。
「ありがとう。助けてくれて。」
自然に出た言葉はタメ口になっていた。
彼とはいつか会ったことあるような…。
「いいんだよ。僕は仁。『如月 仁』だ。」
「俺は竜也。蛇田竜也だ。よろしくな。」
「竜也はなんの妖力を持っているんだい?」
そう言って仁は歩き出した。
出口に向かっているように。
俺も一緒に歩き出した。
「俺は大蛇だ。仁は?。」
風が吹いた。
横を見ると仁はいなくなっていた。
俺はいつの間にか巨大なドアの前に立っていた。
ドアを開けるとそこには…。
「よく来たな坊主。」
そこには大嶽丸と呼ばれていた妖怪がいた。
「しかし一人で来るとは立派だな。」
一人?。
俺の周りには誰もいない。
仁もいなくなっていた。
仁は何者だったんだ?
幽霊のように消えていった彼は何者だったのだろう。
そもそも俺は本当にエラバレシモノなのか?。
俺は退治屋になったばかりなのに。
半端な覚悟で来るんじゃなかった…。
「切り裂け。[漢字]鎌鼬[/漢字][ふりがな]かまいたち[/ふりがな]。」
俺の近くには倒れた妖怪と、青年が立っていた。
なんか見覚えのあるような青年だった。
茶髪で緑の瞳の青年
こいつが俺を助けてくれた。
「君はまだ死んではいけない。君はエラバレシモノだ。」
思い出した。
この人は俺がさらわれたときバスに乗っていた青年だ。
俺はこいつの妖力を感じて思い出した。
今はあの時よりすごい妖力を放っている。
目が合った時はゾッとした。
「ありがとう。助けてくれて。」
自然に出た言葉はタメ口になっていた。
彼とはいつか会ったことあるような…。
「いいんだよ。僕は仁。『如月 仁』だ。」
「俺は竜也。蛇田竜也だ。よろしくな。」
「竜也はなんの妖力を持っているんだい?」
そう言って仁は歩き出した。
出口に向かっているように。
俺も一緒に歩き出した。
「俺は大蛇だ。仁は?。」
風が吹いた。
横を見ると仁はいなくなっていた。
俺はいつの間にか巨大なドアの前に立っていた。
ドアを開けるとそこには…。
「よく来たな坊主。」
そこには大嶽丸と呼ばれていた妖怪がいた。
「しかし一人で来るとは立派だな。」
一人?。
俺の周りには誰もいない。
仁もいなくなっていた。
仁は何者だったんだ?
幽霊のように消えていった彼は何者だったのだろう。