蛇と剣士の妖怪退治
―しばらくして―
「大嶽丸様!!大変です!!」
「退治屋たちがこの部屋に向かってきています!!」
「そいつらは今どこにいるんだ。」
「この部屋の2個前の部屋です。あと二部屋突破でここに来ます!!」
―そのころ竜也達は―
「竜也!!そっちに向かったぞ!」
「了解!」
俺は今、もうすこしでラスボスの部屋に着く…というところにいる。
マジでこのダンジョン広すぎでしょ。
でもなんか余裕で攻略できてるんだけど。
「うわっ!」
そう思った瞬間、俺は落とし穴に落ちた。
「いてて…」
落とし穴とか卑怯すぎる。
しかも俺以外落ちていないのだ。
上は閉まっていて、もう誰もあの穴から入れない。
そう、完全に俺は孤立してしまったのだ。
「おい、誰か罠にはまってるぞ!!」
「あの罠にはまるバカはいたのか。」
「バカだあいつ。」
「退治屋はやっつけろ!!。」
横からは妖怪たちが俺をバカにしながら襲ってきた。
すごい大群だ。
せめて他の人も罠にはまっていてくれればよかったなぁ。
新人の俺だけじゃ抑えきれない。
こういうときは心を落ち着ける。
冷静になる。
優貴さんはそう言っていた。
相手に集中して剣を振るう。
どんどん相手が減っていった。
始めて俺一人の実力を知った気がする。
俺は油断した。
油断したから…
「いただき!!!」
後ろの妖怪が俺を刺そうとしてるのがみえた。
これはかわせない。
死ぬ。
でも誰も助けてくれる人がいない。
俺一人の実力はこんなもんだったのか。
俺は死を覚悟した。
「大嶽丸様!!大変です!!」
「退治屋たちがこの部屋に向かってきています!!」
「そいつらは今どこにいるんだ。」
「この部屋の2個前の部屋です。あと二部屋突破でここに来ます!!」
―そのころ竜也達は―
「竜也!!そっちに向かったぞ!」
「了解!」
俺は今、もうすこしでラスボスの部屋に着く…というところにいる。
マジでこのダンジョン広すぎでしょ。
でもなんか余裕で攻略できてるんだけど。
「うわっ!」
そう思った瞬間、俺は落とし穴に落ちた。
「いてて…」
落とし穴とか卑怯すぎる。
しかも俺以外落ちていないのだ。
上は閉まっていて、もう誰もあの穴から入れない。
そう、完全に俺は孤立してしまったのだ。
「おい、誰か罠にはまってるぞ!!」
「あの罠にはまるバカはいたのか。」
「バカだあいつ。」
「退治屋はやっつけろ!!。」
横からは妖怪たちが俺をバカにしながら襲ってきた。
すごい大群だ。
せめて他の人も罠にはまっていてくれればよかったなぁ。
新人の俺だけじゃ抑えきれない。
こういうときは心を落ち着ける。
冷静になる。
優貴さんはそう言っていた。
相手に集中して剣を振るう。
どんどん相手が減っていった。
始めて俺一人の実力を知った気がする。
俺は油断した。
油断したから…
「いただき!!!」
後ろの妖怪が俺を刺そうとしてるのがみえた。
これはかわせない。
死ぬ。
でも誰も助けてくれる人がいない。
俺一人の実力はこんなもんだったのか。
俺は死を覚悟した。