文字サイズ変更

蛇と剣士の妖怪退治

#17

1ヶ月の修行 —護の修行—

今日はマモルさんの特訓にいく。
マモルさんも最近は裏山で修行させてくれることになった。

「よし!今日は相手の妖力を感じるための特訓をするぞ!。」

マモルさんは優貴さんと違って優しく教えてくれるが、言ってることがよくわからないんだ。
つまり伝わっていない。

「今日は、相手の殺した数がわかるようになる特訓だ。」

殺した数がわかるようになる特訓。
確か狼牙が、
3人以上人を殺しているとわかったやつは倒さなければいけない。
って言ってた気がする。

—数時間後—

「できた!できましたマモルさん!。」

マモルさんのよくわからない説明の中、
相手の殺した数がわかった気がする。
もう一回やってみよう。

………
できない!。
なんでさっきできたんだ?。

「まだまだ特訓が必要そうだな。」

「はい…。」

さっきはなんとなくそこら辺にいる妖怪たちの頭上に数字が見えた気がしたのにー。
これが相手の殺した人数らしい。
今は全く見えない。
こんなんができるマモルさんってすごいなぁ。
人に教えられるぐらいだから。
狼牙とかだったら教えるなんて全然無理そう。

「マモルさんは誰に教えてもらったんですか?」

「……俺の親父だ。親父も霊媒師なんだ。」

「えっ。もしかしてマモルさんの名字って…。」

「『妖斬寺 護』だ。」

マモルさんがそう言った瞬間周りの妖怪たちが逃げ出した。
妖斬寺ってあの霊媒師の名家だったよね?。
確か山奥に住んでいるっていう噂の…。
絶対霊を祓ってくれるという噂の…。

「クソっ。あんま言いたくねぇんだよこんな話。」

そりゃあ妖怪が逃げだす程ですもの。
じゃあ情報が正しければマモルさんは妖斬寺家の跡取り?。

「マモルさんって跡取りじゃないんですか?。」

「うるせぇ。あの家が嫌で家出してきたんだよ!。」

俺はとてもすごい秘密を知ってしまった気がする。

化け狐と妖斬寺の霊媒師に修行をつけてもらうエラバレシモノだってよ。

2024/12/08 13:54

自称様 ID:≫5tLKWzBMUDa82
続きを執筆
小説を編集

小説削除依頼フォーム

お名前 ※必須
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
削除の理由 ※必須

パスワードを紛失しましたか?

ご自分で投稿した小説ですか? ※必須

この小説は、あなたが投稿した小説で間違いありませんか?

削除後に復旧はできません※必須

削除したあとに復旧はできません。クレームも受け付けません。

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL
/ 20

コメント
[0]

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL