二次創作
不老不死の蓬莱人、異能都市へ行くようで
幻想郷___其処は、忘れ去られた者達の集う、いわば"最後の楽園"
そんな幻想郷にある"迷いの竹林"其処は人間の里から見て妖怪の山の正反対に位置し、竹林の中には永遠亭がある。いつも深い霧が立ち込め、竹の成長が早く日々変化するためこれと言った目印が無く、緩やかな傾斜により方向感覚も狂うため、妖精ですら迷うとも、よほどの強運が無ければ脱出できないとも言われている。上に飛べば良いのでは?と思うだろうが、ちゃんと飛行しても簡単には出られないようになっているらしい。
そんな竹林に住む人間…否、蓬莱人の"藤原妹紅"は、今日も今日とて暇を持て余していた。
「今日は平和だな…迷った人間も来ないし」
妹紅は自宅でくつろいでいた。いつもみたいに人間が来ない分、相当暇なのだろう。
「あら、丁度暇そうな人が…」
スキマからひょっこり姿を現したのは八雲紫。幻想郷の賢者の一人であり、かなり昔から幻想郷にいる古株の妖怪である。人の家にスキマで侵入するのはどうかと思うが…触れないでおこう。
「確かに暇だが…お前に来られると嫌な予感しかしない」
「あら酷い、私傷ついちゃった」
「はいはい、で、要件は?」
「少し外の世界に行って来て欲しいの」
「…は?」
これが事の始まりであった
そんな幻想郷にある"迷いの竹林"其処は人間の里から見て妖怪の山の正反対に位置し、竹林の中には永遠亭がある。いつも深い霧が立ち込め、竹の成長が早く日々変化するためこれと言った目印が無く、緩やかな傾斜により方向感覚も狂うため、妖精ですら迷うとも、よほどの強運が無ければ脱出できないとも言われている。上に飛べば良いのでは?と思うだろうが、ちゃんと飛行しても簡単には出られないようになっているらしい。
そんな竹林に住む人間…否、蓬莱人の"藤原妹紅"は、今日も今日とて暇を持て余していた。
「今日は平和だな…迷った人間も来ないし」
妹紅は自宅でくつろいでいた。いつもみたいに人間が来ない分、相当暇なのだろう。
「あら、丁度暇そうな人が…」
スキマからひょっこり姿を現したのは八雲紫。幻想郷の賢者の一人であり、かなり昔から幻想郷にいる古株の妖怪である。人の家にスキマで侵入するのはどうかと思うが…触れないでおこう。
「確かに暇だが…お前に来られると嫌な予感しかしない」
「あら酷い、私傷ついちゃった」
「はいはい、で、要件は?」
「少し外の世界に行って来て欲しいの」
「…は?」
これが事の始まりであった
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