- 閲覧前にご確認ください -

更新と物語の進行速度はかなりスローペース。亀です。
主人公のナレーション多めのぐだぐだ小説です。

文字サイズ変更

こちら二番線、異常なし

#2

何故僕が

「僕は何も出来ないのに…何故…?」

「…まあ、混乱するのも仕方ないわ。もう一回説明したる。」

あ、もう一度さっきの様な、大事なところを全然言わずに省略しまくった説明をする気だ。
どうしよう、またあの説明を聞くのは時間の無駄だ。どうにか止めないと…と慌てる。

すると、隣に居た朔さんが唄音さんの頭を軽くはたいた。

「これ唄音、お前の不十分な説明で誰が理解出来ると言うのか?儂が説明してやるから座っておれ。」

「朔さん…!」

やっと真っ当な説明が聞ける!と、僕は目を輝かせて朔さんを見つめる。

僕は『二人に育ててもらった』と言ったが、正しくはそうではない。
朔さんは研究の第一人者、要は偉い人なため常に僕ら孤児を見ているわけにはいかない。基本的には唄音さんと過ごしていたんだ。

つまり、朔さんと関わる機会が少ないということ。
そんなわけで「頭が良い人」という事以外よく知らない。こうやって会話をするのも何年ぶりか……

「良いか律香、よく聞くのじゃ。」

「はい朔さん、聞いてます!」

[大文字]「まずは、実戦じゃ!」[/大文字]

[大文字]「…………え!?」[/大文字]

そう言って首根っこを掴まれた僕は、ニカっと笑った朔さんの顔を横目に窓の外へと放り投げられた。

「え……あ、え!?朔さん、唄音さ………っ」

ふわりと空を舞ったと思えば、そのまま急降下。

ひゅうっと冷たい風が頬を切っていく。

ここはエイリアンバスター総括処理場。要は事務所だ。
階数で言うと…十階程度。大体高さ三十メートルだから、下まで六秒で着いてしまう!

「うわぁあああ~~!!!!!!」

我ながら情けない最期だ。どうせなら、美味しいどら焼きが食べたかった…!
そう思ってぎゅっと目を瞑り、そろそろ訪れるであろう痛みに備える。


「………ん?」


なかなか衝撃が訪れず、戸惑う。
少し目を開けると、誰かの腕が見えた。良かった、受け止めてもらえたみたいだ。
安心して、そのままずるりと腕の中から落ちる。ふかふかの芝生だ。

「…なぁ、お前が[漢字]大山律香[/漢字][ふりがな]おおやま りつか[/ふりがな]か?」

大山律香。僕の名前だ。というか…え…ビルから落ちてきた僕のこと…受け止めた……え……!?
驚いて見つめてみると、かなり大きい。ゆうに百八十センチはありそうだ。

「律香くん、いま空飛んできたよなぁ!上で何があったん!?」

逆側から、とびきり元気な京都弁が聞こえた。くるりと顔をむけると、きゅるきゅるの黄色い瞳が覗いている。綺麗な瞳だ。

…いや、そうじゃなくて!

「え…っと、お二人は、なんで僕の名前を…?」

「何でってそりゃ…」

「私たちが律香くんの同期になるから、やで!」

作者メッセージ

こんばんは、交差点です。
みこと一緒に小説の話をしていたら、続きが書きたくなりました。
急遽書いたので不自然なところもあると思いますが…何卒…

今回も中途半端ですね。主人公くんのお名前が出たので良しとしましょうか。
次はかなり間が空いてしまうと思いますが、ぜひ見に来てください。では!

2024/12/23 21:29

弥寿ーみことー ID:≫kpJo3MY4lNspo
続きを執筆
小説を編集
パスワードをおぼえている場合は、ご自分で小説を削除してください。【削除方法

小説削除依頼フォーム

お名前 ※必須
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
削除の理由 ※必須

パスワードについて

ご自分で投稿した小説ですか? ※必須

この小説は、あなたが投稿した小説で間違いありませんか?

削除後に復旧はできません※必須

削除したあとに復旧はできません。クレームも受け付けません。

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL
/ 2

コメント
[6]

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL