八雲「俺は「千代神社」というところに、「八雲神」として奉られていた。そこには人が来たんだ。沢山な。」

ブラキオ「なるほど、それで？」

八雲「そこに来る前は研究所にいたんだが、飛んで回っているうちに、力尽きてしまってな。目が覚めたら、そこには神主さんと巫女さんがいたんだ。神主さんは結構な年寄りでな。でも巫女さんは若かったよ。跡継ぎだろうと思ってよ。」

ブラキオ「そういうわけでか。続きは？」

八雲「そうして2人に育てられた俺は、神社の神として、祭られることになったのさ。でも、」

ブラキオ「でも…？なんだ？」

八雲「神主さんは寿命で亡くなったよ。その後も巫女さんが面倒見てくれたけど、鬱になって自〇。俺はとうとう一人になってこの神社を飛び出した。」

ブラキオ「そう、なのか。」

八雲「俺も一緒にﾀﾋんでやろうと思った。そうして雷雲の中で関電ﾀﾋしてやろうと思って、入ったが、ヒカリが見つけてくれて助けてくれたってわけだ。」

ブラキオ「複雑な過去だな。それで、神主さんとかはどうする？」

八雲「張り紙でも貼ってさ、気長に待とうよ。」

ブラキオ「そうだな。これで以上か？」


八雲「ああ。時間を取って悪かったな。さ、行こう。」