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緑色の孤島 Season1(シーズン1)

#28

3兄弟

竜華「遅れたわね。いつもこの馬鹿兄貴のこと見てやってくれてありがとうね!」

ケネ「いやいやぁ、こちらこそよ!」

ブラキオ「いや俺そんな悪いことしてねぇし!お前こそ実家出てってからこの島に住みやがってよ!」

竜華「あら、何?口答えする気?」

ブラキオ「いやいや、それにお前俺より年下だからな!」

赤人「流石兄弟ですよね。喧嘩をよくしてますよね。」

ヒカリ「あぁ赤人、お前って兄弟いたりしないのか?」

赤人「僕ですか、、、2人、兄がいました。」

スー「3兄弟、ですね。」

竜華「なーんだ!赤人君も兄弟いるのね!」

赤人「あぁ。昔のことだけどな。」

竜華「ん?何か言った?」

赤人「いいや、何でもないよ。さ、次やることを決めようか。ここ最近は話してばかりで何もしてないからな。」

そしてやることを話し合っていた。すると

スー「赤人さん、ちょっといいですか?」

赤人「あぁ、別に構わないが。」

そしてブラキオ達が住んでいる家の屋上に来た。

赤人「こんなところがあったんだな。。。」

スー「まぁ、この家の中で私が一番この家の構造を理解していますからね。まぁこの家(すみか)を見つけたのも私ですからね。」

赤人「そんで、話ってなんだ?」

スー「さっき、兄弟の話になった時に、2人兄がいると話していたので、気になって。」

赤人「そうか。俺の兄は、次男が「赤村 和優(あかむら かずまさ)」だ。」

スー「康人って名前なのに、、、」

赤人「なんか言ったか?」

スー「いえ何も」

赤人「長男が、「赤村 裕弘(あかむら たかひろ)」って言うんだ。」

スー「なんだかいい名前ですね。今は、どこにいるんですか?」

赤人「それがな、俺は昔も言った通り、宇宙戦争の軍人で、兄弟で戦争に行ってたんだ。」

スー「そいいえばそうでしたね。」

赤人「でもな、俺が敵に追い込まれてピンチに陥った時に、兄達が俺を逃がしてくれたんだ。」

スー「そんなことが、、、」

赤人「だから俺は、あの後のことは何一つと知らない。兄さんたちのこともだ。」

スー「戦争は、もう終わってるはずです。だって10年前に終わりましたから。」

赤人「生きてるかな、兄さんたち、」

スー「きっと生きてますよ。きっとね。」

赤人「俺の兄ちゃんたちは、怖いところもあったが、優しい人だったよ。俺が不良に絡まれたってなったら、人一番に駆けつけてくれるのが、兄さんだった。」

スー「とても弟思いなお兄さんたちですね。」

赤人「あぁ。なんだって、俺が生まれる前は相当ヤバかったみたいだからな。」

スー「へぇ。」

赤人「弟が真似するからやめろって言って、俺が生まれてからは兄さんたちは行いをよくして、優しい人になったらしい。」

スー「長々と話してしまいましたね。」

赤人「早く戻らないと、場所が決まっちゃうよ!急げ!」

2025/01/03 20:58

あおみん ID:≫.1KApstn1kwMg
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