二次創作
東方異形録
旧地獄に一人の男が立っている。
黒紫色のローブを羽織り、顔は黄金の髑髏になっている。その姿は何処か神々しく、何処か恐ろしくもある。
ハデス「む?ここは旧地獄か?何故こんな所に……」
彼の名はハデス、冥府の支配者…もとい冥府の神である。
ハデス「幻想郷か……そういえば、旧地獄になった後はここに来ていなかったな。」
彼はここ、旧地獄にも一度来たことがある。
ハデス「………随分と変わったものだ。」
ハデス「……そこの土蜘蛛、何用だ?」
ヤマメ「あらら~見つかっちゃった~。」
ハデス「貴様、名を名乗れ。」
ヤマメ「おいおい、相手の名前を聞く時はまずは自分からじゃないのか?まあいいや。私は黒谷ヤマメ、地底のアイドルさ!あんたの名前は?」
ハデス「私はハデス、外の世界の者だ。」
ヤマメ「へぇ~…そりゃ珍しいね。幻想入りしたとこが地底なんて。」
ヤマメ「あんた、ここに来たのは初めてかい?」
ハデス「いや、ここが地獄だった頃、数回来たことがある。」
ヤマメ「………あんた一体何モンだ?外の世界から、何度もここに来るなんて…」
ハデス「さぁ?自分で考えたらどうだ?それより、そのアイドルが、旧地獄で何をしてるんだ?」
ヤマメ「やれやれ、旧都については何にも知らないんだね…」
ハデス「土蜘蛛よ。私はお前がここで何をしているのか聞いているんだぞ?速く答えてくれ、時間が勿体ない。」
ヤマメ「…あんた、さっきから随分上から目線だね。礼儀ってもんを知らないのかい。」
ハデス「君が答える気が無いのなら、橋を通ってこの先の旧都で聞くだけだぞ。旧[下線]都[/下線]と言うなら、鬼やら悪魔やら、誰かしらはいるだろうしな。ということでここを通してくれないか?」
ヤマメ「ふん!それならお前が地底に入れる実力があるか、私が試してやるよ!」
ハデス「何故こうなる…」
ヤマメ「戯言呟く暇は無いよ!」
ハデス「話にならん。」
ヤマメ「なっ?!でっかい鎌で斬った?!」
ハデス「私は御魂も斬れるのだ。こんなエネルギーの塊を斬るなど造作も無いわ。」
ヤマメ「鎌で戦うなんてまるで死神みたいだね……」
ハデス「私の配下と比べるな。それにしてもここの閻魔の四季や幻想郷にいるらしいへカーティアとは比べ物にもならん程の弱さだな。」
ヤマメ「四季にへカーティアって…閻魔大王に地獄の女神じゃないか!」
ハデス「知り合いか?」
ヤマメ「いや、知り合いじゃないが、そいつらのとんでもない強さは噂になってるよ。参ったなぁ、あんたがそんな化け物だったとはね。」
ハデス「なら、通っても良いな?」
ヤマメ「ああ、通りな。もっとも、止めようがないけどね。」
ヤマメ「でも、この先にある橋の所にちょっと面倒くさい奴がいるんだ。」
ハデス「面倒くさい奴?」
ヤマメ「行けば分かるよ。そんじゃ気をつけてな。」
ハデス「面倒くさい奴か…一体どんな奴なのだ?ん?」
ハデスの目線の先には氷に閉じ込められた少女が映っていた。
ハデス「氷漬け……さてはアイツの仕業だな?まあ、恐らくこいつがヤマメの言っていた面倒くさい奴だろうし、通りやすくなったからいいか。」
ハデス「それじゃあ、旧都の探索ついでにアイツを探すか。」
一方その頃旧都では…
妖怪1「お…俺が悪かった!だから、命だk」
キーン!………
妖怪2「ア…アイツ、凍らされちまった!にっ…逃げろ~!」
???「はぁ~~~………全く、ここらには野蛮な奴しかいないのかしら?」
黒紫色のローブを羽織り、顔は黄金の髑髏になっている。その姿は何処か神々しく、何処か恐ろしくもある。
ハデス「む?ここは旧地獄か?何故こんな所に……」
彼の名はハデス、冥府の支配者…もとい冥府の神である。
ハデス「幻想郷か……そういえば、旧地獄になった後はここに来ていなかったな。」
彼はここ、旧地獄にも一度来たことがある。
ハデス「………随分と変わったものだ。」
ハデス「……そこの土蜘蛛、何用だ?」
ヤマメ「あらら~見つかっちゃった~。」
ハデス「貴様、名を名乗れ。」
ヤマメ「おいおい、相手の名前を聞く時はまずは自分からじゃないのか?まあいいや。私は黒谷ヤマメ、地底のアイドルさ!あんたの名前は?」
ハデス「私はハデス、外の世界の者だ。」
ヤマメ「へぇ~…そりゃ珍しいね。幻想入りしたとこが地底なんて。」
ヤマメ「あんた、ここに来たのは初めてかい?」
ハデス「いや、ここが地獄だった頃、数回来たことがある。」
ヤマメ「………あんた一体何モンだ?外の世界から、何度もここに来るなんて…」
ハデス「さぁ?自分で考えたらどうだ?それより、そのアイドルが、旧地獄で何をしてるんだ?」
ヤマメ「やれやれ、旧都については何にも知らないんだね…」
ハデス「土蜘蛛よ。私はお前がここで何をしているのか聞いているんだぞ?速く答えてくれ、時間が勿体ない。」
ヤマメ「…あんた、さっきから随分上から目線だね。礼儀ってもんを知らないのかい。」
ハデス「君が答える気が無いのなら、橋を通ってこの先の旧都で聞くだけだぞ。旧[下線]都[/下線]と言うなら、鬼やら悪魔やら、誰かしらはいるだろうしな。ということでここを通してくれないか?」
ヤマメ「ふん!それならお前が地底に入れる実力があるか、私が試してやるよ!」
ハデス「何故こうなる…」
ヤマメ「戯言呟く暇は無いよ!」
ハデス「話にならん。」
ヤマメ「なっ?!でっかい鎌で斬った?!」
ハデス「私は御魂も斬れるのだ。こんなエネルギーの塊を斬るなど造作も無いわ。」
ヤマメ「鎌で戦うなんてまるで死神みたいだね……」
ハデス「私の配下と比べるな。それにしてもここの閻魔の四季や幻想郷にいるらしいへカーティアとは比べ物にもならん程の弱さだな。」
ヤマメ「四季にへカーティアって…閻魔大王に地獄の女神じゃないか!」
ハデス「知り合いか?」
ヤマメ「いや、知り合いじゃないが、そいつらのとんでもない強さは噂になってるよ。参ったなぁ、あんたがそんな化け物だったとはね。」
ハデス「なら、通っても良いな?」
ヤマメ「ああ、通りな。もっとも、止めようがないけどね。」
ヤマメ「でも、この先にある橋の所にちょっと面倒くさい奴がいるんだ。」
ハデス「面倒くさい奴?」
ヤマメ「行けば分かるよ。そんじゃ気をつけてな。」
ハデス「面倒くさい奴か…一体どんな奴なのだ?ん?」
ハデスの目線の先には氷に閉じ込められた少女が映っていた。
ハデス「氷漬け……さてはアイツの仕業だな?まあ、恐らくこいつがヤマメの言っていた面倒くさい奴だろうし、通りやすくなったからいいか。」
ハデス「それじゃあ、旧都の探索ついでにアイツを探すか。」
一方その頃旧都では…
妖怪1「お…俺が悪かった!だから、命だk」
キーン!………
妖怪2「ア…アイツ、凍らされちまった!にっ…逃げろ~!」
???「はぁ~~~………全く、ここらには野蛮な奴しかいないのかしら?」