[太字][大文字][中央寄せ]5年前...[/中央寄せ][/大文字][/太字]







俺に弟が生まれた。

俺は、[斜体][太字]お兄ちゃん[/太字][/斜体]になった。

俺の家庭は、その時から崩れていった。
そう思うのは、俺だけかもしれない。








そんな家庭の過去話。一部だけどね。













[水平線]



母：じゃあ、今日は...ハンバーグにしよっか！

涼太：やった...(((

弟：ええええええ！？僕、お寿司がいい！！！

母：んー。そんだけ言うなら、お寿司にしよっか！

涼太：え、、だって...次、俺の好きな食べ物食べていいって...

父：もう、[斜体][太字]お兄ちゃんだから[/太字][/斜体]、、我慢しなさい。

涼太：えぇ、、

母：文句言わないッ！！！

弟：ふっ...(笑)

涼太：は、はい.....

＿＿＿


涼太：そのステージ終わったら、次、俺がゲームやるからねー。予約ー

弟：うん、わかったー




[中央寄せ]1時間半後...[/中央寄せ]




涼太：そろそろ終わったー？





涼太：ええ゛！？

涼太：...。ステージ終わってるじゃん！！！

弟：えー、でもしたかったもん！！！

弟：うええええええん(嘘泣き)

母：大丈夫？

父：おい！涼太ぁぁ！！何をした！！

涼太：だって、、そのステージ終わったら...次やるって言ったのに...全然...(((






母：はぁあああ！？そんな理由！？[斜体][太字]お兄ちゃんなんだから[/太字][/斜体]、ゲームなんて弟よりもやってるでしょ！？






父：そうだぞ！！[斜体][太字]お兄ちゃん[/太字][/斜体]で良かったな！！お前、弟より[斜体][太字]幸せ[/太字][/斜体]だぞ！！






弟：僕、久しぶりにゲームやった...


涼太：お前、、昨日やってたじゃん！！！

父：それは涼太だろ！！

涼太：えっ、え...やってない...やってないよ...？











母：[太字]こんな嘘つきな子供、産んだ覚えない。[/太字]







涼太：え...えぇ...なんで...なんでそんな事言うの...？

母：こっちのセリフでしょ！？





父：お前、余命だっけ？？言われてるけどさぁ、いつまで甘えてるだよ。[斜体][太字]お兄ちゃん[/太字][/斜体]なんだぞ！！





母：余命？そんなちっぽけな...(笑)あなたは、まだﾀﾋぬまでに結構時間があるから。[斜体][太字]普通の幸せな一般人ですよ[/太字][/斜体]！！？














弟：[太字]...僕より早く生まれて、、僕より愛されて、、僕よりゲームできて、、いいな...。[斜体]お兄ちゃん[/斜体]、[斜体]しあわせだね[/斜体]。[/太字]










涼太：え...？

＿＿＿


っていうことがあったんだよね。
いつから俺、、




[斜体][太字]幸せ[/太字][/斜体]




っていう言葉嫌いになったのかな。
今、俺って...


[斜体][太字]幸せ[/太字][/斜体]かな？





立派な[斜体][太字]お兄ちゃん[/太字][/斜体]かな？













...ｸﾞｽｯ...海夏人どう思う...？

















[右寄せ]厳しく言うが、[/右寄せ]

[右寄せ]俺は、お前が[斜体][太字]幸せ[/太字][/斜体]そうに見えたこと。[/右寄せ]

[右寄せ][太字]一度もない[/太字]。[/右寄せ]

[右寄せ]これは、俺からの視点だ。お前はどう思うかによって変わる。[/右寄せ]











[右寄せ]＿＿＿＿＿お前はどう感じてるんだ？今、[斜体][太字]幸せ[/太字][/斜体]か？[/右寄せ]