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本は所詮おとぎ話であるようだ

#2


 そよそよと吹く風が頬を撫でる感触で目が覚めた。あれ? 窓は閉めていなかったっけ? と思う。
 思い瞼を無理やりあけ、窓を確認しようと起き上がる。足に草のふさりとした感触があった。
「あれ……? なんで僕の部屋に草なんて生えて……?」
 そう思いあたりを見回す。そこは自分の部屋ではなかった。青く瑞々しい草が生えている草原だった。
 そばにはピヨだけが転がっている。
「え……。まさか……、僕、転生しちゃったの?」
 いやいや、流石にありえないと思い、頬をつねる。思い切りやりすぎて、頬がジンジンと熱を持った。
 ということは、これは夢ではないということだ。
 これから待ち受けているであろう困難と、元の世界に戻れるのか、という漠然とした不安に泣き出しそうになった。

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作者メッセージ

二話目。思いつきで書いています。これから頑張って話を進めていきますよ!

2024/11/26 17:13

Cervus ID:≫0p4OT63KYe1mc
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