二次創作
分割
#1
大都市への道は閉ざされてしまった。
たった一本、その線だけで。
歯向かったから...?
それだけだけれど、もしかしたら、あっちが
『正義』
なのかもしれない。
でも、
彼奴には生きててほしい。
分割されないように。
これが、分割された者の気持ちか...。
『不愉快』とも、
『愉快』とも言えない、何だか変な気持ちだ。
幸い、配合されなかった。
でも、今日も空は綺麗だった。
線のあちらに気配を感じた。
東だ。
「何時か会えるといいね」
「そうだな」
そんな会話を東と続けている。
本当は少ししか会えないのに...。
東は、赤に染まらないでほしい。
そうしたら、会えないし、何もいいことないじゃん!
...もしかして、
これも、植え付けられた感情なのか?
もしこの疑問を周囲に問いにいってしまったら、今度こそ自分が消えるかもしれない。
それは絶対に嫌だ。
そんなことくらいわかっている。
もう、消えたくも、占領されたくもない。
でも、彼奴のことを考えるのは何故?
それは、きっと、本心がそう思っているから。
最初は願いなんてなかったけれど、今はある。
其の願いは、
東に、またあえますように。
そして、一緒に笑いあえますように。
そう、『本心』が、願っている。
この願いは、自分がもしぶっ潰されても、何もなかったように消されても、絶対に消えない。
そう、『本心』が云っている。
------------------------------------------------
消えちゃった。
と云うより、分割されちゃった。
のほうが正しいかな。
お陰で苦しいよ。
何時か仕打ちを受けてほしいと思っちゃったりしちゃうけど、それは心のうちに秘めている。
きっと、『連合』が勝ってくれるはずだから。
多分ね。
冗談だよ。
それですませられる、とは思ってないんね。
でも、
やっぱり寂しいんね、独りは。
嫌だ、と思ったって、事実なんだから仕方ない。
嗚呼、こんなときに彼がいたら...。
『くじけないほうがいいんね。ねばーぎぶあっぷって云うと思うんね』
なんて、云ってくれるんじゃないかなぁ。
こんな想像を、許してなんてくれないんね、少なくともこの国は。
「♪ここがどこなんてわすれしてしまって想像へ身を投げ出そう。それだけで報われる気がしたんだ...
自分には無効果だったけど。」
「リトアニア...」
リトアニアは、目に涙を溜めていた...
ように見えた。
「この世は理不尽なんね。」
「それくらいわかってるって。馬鹿じゃないから、ね?」
「そう...」
二人で上を見上げた。
底には空が広がっていた。
其の空はきれいであった。
きっと、リトアニアとみたから。
只の思いだけで、そんなになるわけないけど。
でも、
ポルスカには、そう見えたんね。
もう一度リトアニアの顔を見たけれど、清々しい顔をしていた。
たった一本、その線だけで。
歯向かったから...?
それだけだけれど、もしかしたら、あっちが
『正義』
なのかもしれない。
でも、
彼奴には生きててほしい。
分割されないように。
これが、分割された者の気持ちか...。
『不愉快』とも、
『愉快』とも言えない、何だか変な気持ちだ。
幸い、配合されなかった。
でも、今日も空は綺麗だった。
線のあちらに気配を感じた。
東だ。
「何時か会えるといいね」
「そうだな」
そんな会話を東と続けている。
本当は少ししか会えないのに...。
東は、赤に染まらないでほしい。
そうしたら、会えないし、何もいいことないじゃん!
...もしかして、
これも、植え付けられた感情なのか?
もしこの疑問を周囲に問いにいってしまったら、今度こそ自分が消えるかもしれない。
それは絶対に嫌だ。
そんなことくらいわかっている。
もう、消えたくも、占領されたくもない。
でも、彼奴のことを考えるのは何故?
それは、きっと、本心がそう思っているから。
最初は願いなんてなかったけれど、今はある。
其の願いは、
東に、またあえますように。
そして、一緒に笑いあえますように。
そう、『本心』が、願っている。
この願いは、自分がもしぶっ潰されても、何もなかったように消されても、絶対に消えない。
そう、『本心』が云っている。
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消えちゃった。
と云うより、分割されちゃった。
のほうが正しいかな。
お陰で苦しいよ。
何時か仕打ちを受けてほしいと思っちゃったりしちゃうけど、それは心のうちに秘めている。
きっと、『連合』が勝ってくれるはずだから。
多分ね。
冗談だよ。
それですませられる、とは思ってないんね。
でも、
やっぱり寂しいんね、独りは。
嫌だ、と思ったって、事実なんだから仕方ない。
嗚呼、こんなときに彼がいたら...。
『くじけないほうがいいんね。ねばーぎぶあっぷって云うと思うんね』
なんて、云ってくれるんじゃないかなぁ。
こんな想像を、許してなんてくれないんね、少なくともこの国は。
「♪ここがどこなんてわすれしてしまって想像へ身を投げ出そう。それだけで報われる気がしたんだ...
自分には無効果だったけど。」
「リトアニア...」
リトアニアは、目に涙を溜めていた...
ように見えた。
「この世は理不尽なんね。」
「それくらいわかってるって。馬鹿じゃないから、ね?」
「そう...」
二人で上を見上げた。
底には空が広がっていた。
其の空はきれいであった。
きっと、リトアニアとみたから。
只の思いだけで、そんなになるわけないけど。
でも、
ポルスカには、そう見えたんね。
もう一度リトアニアの顔を見たけれど、清々しい顔をしていた。
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