二次創作
FLAME
「 untitled …?」
ボクはそんな曲は入れた覚えが無い。
春樹兄さんが入れてそのままなのかなぁ、
ボクのパソコンは触んないでって言ったのに…
そう考えながらファイルを
クリックしてみると、
「まっ、ウイルスかも知んないじゃん、⁈」
焦るボクを置き去りに、
画面が発光し始めて、
「っ、助けっ!」
部屋の扉に手を伸ばした直後、
パソコンの光に飲み込まれた。
[水平線]
「ぅ…、ん、?何、コレ、」
そこには、何故かとても広いリビングがあった。
「澪亜様っ⁈いらっしゃったんですね、⁈」
桃髪の女の子が何故かボクの名前を知っているし
なんかめっちゃ寄ってくる、⁈
「何でボクの名前知ってんのっ、てか、!
歩くん速いね⁈追いつかれる⁈」
「知ってますよ!
貴方のセカイでもあるんですから!
歩く速度は身長の差もあると思います!」
何故かリビングの周りをぐるぐると
競歩しながら会話している。
「え、セカイって何?ふぐっ、」
「痛っ、すいません大丈夫ですか、?
セカイって言うのは、
自分の気持ちから出来る空間ですよ、」
「ごめんありがと、え、こんな家庭的な
強い気持ち持ってるんボク、」
急に止まったせいで
激突して助け起こして貰ってから、
リビングを見回す。
「いえ?ここは仲間たちが
勝手に作ってますからよく分からないです。
澪亜様のセカイは部屋のゲートを
通れば行けますよ、」
え勝手にぃ…???
ホントよく分かんないじゃん、
まず個人部屋あるんかい、
何でそこで目覚めないねん、
おかしいわ、(キャラ崩壊、?)
「なんか順応してきちゃったけど
キミまず誰すぎる、」
「え、ルカです。」
「そこ普通即答する?
ツッコまないの?」
「え、ツッコんで欲しかったんですか?」
「いや全然?」
何故か2人で息つく間もなく的な
会話を始める。
って言うか、ルカ、
え、ルカってバーチャルシンガーじゃないっけ、
「…、えキミホントにルカなの?」
なんか、髪桃色だけど暗い桃色だし、
目なんて桃色に似た赤って感じだけど?
「そうですけど、あー、ちょっと特殊なんです、」
セカイ見れば分かるかとーとか
棒読みで言いながら
扉の方へ歩いていく。
「おや、澪亜はんやないですか、今晩は、」
急に開いた扉から、せいさんが出てくる。
「せーさん何でいんの⁈」
ルカは対して驚かないのと対照に
ボクが叫び声をあげる。
「何、貴方のグループメンバーでしょうが、
いるに決まってるでしょ、」
半眼で巫女服を着た子が睨んでくる。
「まーまー、ミクはん、
混乱がまだ勝っとるんよ、
そんなトゲトゲせんで?」
「む…、はい…、」
せいさんとミクちゃんの間で
話してる間に次々と部屋が開いていく。
「あ!いつもセカイに篭ってるルカがいる!
て事はそこの子がそっちの世界の主?」
僕はレン!よろしくね!と
華やかな民族衣装を纏った子と出てきたのが、
「春樹兄さん⁈」
「澪、!」
何故か走ってきた春樹兄さんに
抱き着かれて後ろに倒れ込む
「は、春樹兄さん…?」
「!、…、違う、何でもねぇ、」
ボクが名前を呼ぶと
何故か気まずそうに目を逸らして離れた。
「え、めっちゃ気になるんだけど、何⁈」
「うっせぇ何でもねぇって言ってんだろうが!」
「ちょっ、喧嘩しないでくださいよ!」
「さーさんまで…、」
ボクが兄さんと喧嘩を始めると、
犀兎が丁度部屋から出たのか、
ボク達の喧嘩を止めに来る。
「まーた喧嘩しとんの?
飽きないもんやなぁ、」
けらけらと笑いながらコインを投げるらっくと
「おん、?もう揃っとんのか!
いやぁ出遅れてもーたなぁ、」
早歩きでボク達の所に来ながら
手を振るmightも集まってしまった。
「…えーっと、…、ふらめあ、
ぷらす、バーチャルシンガー、
再集合しちゃったね…?」
皆で顔を見合わせて何が何だか…
というような顔をする。
「まぁ、一旦また明日…?」
「何でやねん!」
最後に、息のあったmightとらっくの
ツッコミを受けた直後、
全員のバーチャルシンガーが
ふらめあメンバーをセカイから退出させた。
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