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二次創作
似ているようで、似ていない。

#8

0-7本の糸

今回、少しだけグロ表現があります。
グロ表現が苦手な人は気をつけるか、ブラウザバックして下さい。ちなみにグロ表現があるのは多分しばらくはこの回だけです。そして■■■君の重大な事実が発覚します。もう一度言いますがグロ表現があるので気をつけてね、心配性すぎるかもしれないけど。
↓↓↓では本編へgo↓↓↓


[水平線]



[水平線]



[水平線]



[水平線]














































―――時は戻り、再びぼくの視点に戻る。

「(何時まで続くんだろう…)」

ぼくは悪漢についていきながら不思議に思っていた。
………長いからだ。

そう思った束の間。
外の光が見えてきた。
………出口だ。

すると、別の悪漢も来て、ぼくを連れていた男とヒソヒソ声で話し始めた。

[小文字]「…何?軍警にバレただと?じゃあどうするんだこいつは?あのゴロツキだっつ―から態々残しておいたのに―――」
「仕方ねぇよ、そんなモン……一回戻してまたもう一度今度は兄と一緒に連れてった方が……」
[/小文字]

「(え…?龍の弟だからぼくは狙われた…?)」
若しかして、こいつら龍を倒したいからぼくを連れ去って、龍が救けに来たところで龍を殺そう、とでも云っているのか?何で……。

「(――否、もう答えはわかっている。ぼくがいつも龍に[漢字]守護[/漢字][ふりがな]まも[/ふりがな]られているからだ)」

銀は女の子だから。ぼくたちが兄として頑張っていかないといけない。
それだというのにぼくはいつも[漢字]守護[/漢字][ふりがな]まも[/ふりがな]られてばかりだった。
双子の片割れで、ぼくも龍の負担を背負わないといけないのに。
どうしていつも[漢字]守護[/漢字][ふりがな]まも[/ふりがな]られてそこで終わりになってしまうんだろう。


[小文字]「……一度外に帰らせるか?」
「そうしか無いだろ。そっちの方が都合が佳い」
[/小文字]

まずい。
このままだと一時的に解放されるから良いが、今度は龍にまで被害が及んでしまう。
それは厭。
絶対にこのことはぼくだけ済ましたい。
だって………



「…んーー(もうこれ以上………)」



猿轡と手錠を何とかして気付かれないよう取ろうとしたら、何故か普通に取れた。


[太字][漢字]ぼくが服の糸を操ったからだ。[/漢字][ふりがな]・・・・・・・・・・・・・[/ふりがな][/太字]

心なしか、薄い青緑の光がぼくの服に纏わりついている気がする。



[大文字][太字]「もうこれ以上、[漢字]守護[/漢字][ふりがな]まも[/ふりがな]られるだけの立場でいたくないッ[斜体]!![/斜体]」[/太字][/大文字]



[大文字][太字][斜体]バキッ![/斜体][/太字][/大文字]


ぼくがいつの間にか手錠を取っていたこと、猿轡を取って話せるようになっていたことに悪漢たちはやっと気付いたらしい。
悪漢たちは話すのを止め、臨戦態勢をとった。

「ッ、貴様、異能持ちか!」
「待て、異能力者に何も無しに挑むのは―――」

悪漢の一人の言葉が途切れた。何故なら、





「[明朝体][太字][太字]異能力[/太字][/太字][/明朝体]_____」










[中央寄せ]. . . . . .
. . . . . .
. . .[明朝体][太字][太字]蜘[/太字][/太字][/明朝体]. . .
. . .[明朝体][太字][太字]蛛[/太字][/太字][/明朝体]. . .
. . .[明朝体][太字][太字]の[/太字][/太字][/明朝体]. . .
. . .[明朝体][太字][太字]糸[/太字][/太字][/明朝体]. . .
. . . . . .
. . . . . .[/中央寄せ]











ぼくが服の一部を複数本でまとめた蜘蛛の糸に変え、[太字]ちからいっぱい、その悪漢の首を締めたからである。[/太字]


「アガッ!? ぐ…る゛…!!」
「お前ーー!! グッ…!」


「『[明朝体][太字][太字]蜘蛛の糸[/太字][/太字][/明朝体]』」


そしてもう片方の男も糸で締めた。
――――――さらに。







[斜体]ズシュ[/斜体]






糸に力をさらに込め、首から上と胴体の真っ二つにした。二人とも。
二つ……否、四つの切断面から血しぶきが出た。
その血はぼくの全身を塗らす。



ドサッ    ドサッ



四つの先程まで動いていた身体が床に落ちた。



ゴロッ    ゴロッ



同時に首から上の物体……恐怖に塗れたままの顔だけも床に転がる。



「おい、どうしたって――――――」
「大丈―――」





「[明朝体][太字][太字]異能力_____『蜘蛛の糸』[/太字][/太字][/明朝体]」



ぼくは再度、生まれたてほやほやの異能力を使い、前方後方から来た新たな仲間らしい悪漢たちも首と胴体の真っ二つにした。
またもや、その切断面から出た血がぼくを塗らす。
身体も床に落ち、また首から上の物体……恐怖に塗れたままの顔だけも床に転がった。



[太字]辺り一面、血の海と化した。[/太字]

そこにぼくは立っていた。




たった今脳裏に浮かび、発現した異能力を、
ぼくは殺人兵器として使った。
異能力が発現し、龍と同じ位置に立てるようになったのは善いことなのか、悪いことなのか、よく分からない。

"[太字]人を殺した[/太字]"

この事実が段々呑み込めるようになった。

もうぼくは普通以上に生活することが出来ない。
死んだら地獄行き。
だって[下線]人を殺した[/下線]から。
ぼくが生きてる世界は限りなく黒社会に近く、殺しも当たり前のように行われているが、ぼくは殺しなどしたくなかった。
ある[漢字]約束[/漢字][ふりがな]・・[/ふりがな]もあったし、自分とて行いたくない気持もあった。……まあ、どうしてものときはやるかもだったけど、、、、、、。

あぁ、龍や銀には殺人をしたって云ったら何て思われるんだろう。
龍に怒られるのかな。銀に "人を傷つける事でしか守れない人" って思われるのかな。
二人共離れていっちゃうかな。
家族の一人が人殺しになった、だなんて。
そう思われてしまったら、ぼくには居場所が、、、、、[明朝体][太字]生きる価値など無くなるじゃないか。[/太字][/明朝体]
だったら、いっそ………………


























[中央寄せ]「死にたい……………」[/中央寄せ]


































数年後に………芥川龍之介と泉鏡花がするあの目をぼくはすでにやっていた。




芥川は太宰に、鏡花は芥川に向けた事で収まるのだが、ぼくの場合は[漢字]あの人たち[/漢字][ふりがな]・・・・・[/ふりがな]に向けて収まった。

















作者メッセージ

兄弟そろって異能持ち、とか強いね。
明日か月曜日の朝で新作小説の投稿が終わっちゃうんだってね、悲しいなぁ〜………。
わたくしはもうね、出し切ってしまったから。
これからも続編、ペース遅いけど投稿していきます、よろろすおねがいするます。
次回もお楽しみに〜

2025/05/31 22:36

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