二次創作
智将の双子の妹、剣道の全国王者らしい。
あれから数日が経った。
とにかく学業に専念してアレの思いを断ち切った
はずだった。
あれからずっと、あの子が脳裏にちらつく。
そのせいか、学業に専念しようと思ってもできない。
(全然気持ちが晴れない…)
モヤモヤした気持ちを抱えたまま、また今日も学校が終わった。
家に無事帰宅。
「ただいまー……って靴が、、、四つ??」
家族以外の靴が玄関にあった。
誰かが遊びに来てるんだろうか。
「あら、佳菜。おかえり」
「ただいま。この靴は誰の?」
「圭ちゃんのお友達よ。何でも部活の子みたいだって」
「あの子いつの間に友達できちゃって…お母さん嬉しい限りだわ」
「部活…?」
「えぇ野球部だそうよ」
「へえ…」
圭、記憶喪失になってから野球に一切関わってなかったけど、野球部に入ったんだ。
[大文字]ドンドンドンツ
ダンダダンツ[/大文字]
話していると上からものすごいうるさい音が聞こえた。
あと他界隈の作品名の音が聞こえたんだけど。
「あらあら。だいぶ話が盛り上がってるみたいね」
「いや、それ以前にうるさすぎるんだけど」
「…うるさいって言ってくる」
そうして階段を登り、
アホ圭の部屋の扉を開けてみれば。
「圭……うるさい。下に響いてるんだけど……」
『あっ』
[大文字][太字]『要圭が二人ぃぃぃ!?!?!?』[/太字][/大文字]
「あっ…やべっ」
とんでもない勘違いをされた気がした。