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僕の妄想、想像、空想の世界です!
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この世界と君とそして

#6

鐘が鳴り、明らかに

第六話「適合」
カーンカーンカーン
鐘の音がこのラスカーシア家の庭に響く。
「うわ、お昼の鐘だ。戻らないと」
「そうだった。お母さんに言われたんだった。」
どうやらヒエカとカルジェルにステータスウインドウのことを教えてもらっていたら、
いつの間にか昼になっていたようだ。さぁ、家に戻ろうと玄関に向かう。
と、同時に玄関が開き
「ヒエカ、カルジェル、それにマキくん。何してたんだい?」
とシーラ、ヒエカ、カルジェルのお父さん、エルジリア•ラスカーシアだ。
180センチくらいの高身長。針のような金属の光沢感がある青色の髪。
そしてシーラと同じ青色の瞳。そしてウルニリ•ラスカーシア、シーラ達のお母さんからも感じた。
いや、それよりもはるかに重い圧、威圧感。
「お父さん!今からお仕事?」
とカルジェルがお父さんに駆け寄り、
「あぁ、村の警備の件で少しな。」
とカルジェルの頭に手を置き撫でながら言う。そしてこちらに顔を向け
「マキくん、ステータスを見ていたのか。よかったら見せてくれないかい。なに、森の迷い子のス テータスというのは見たことがなくてね。そもそも森の迷い子は近年現れてないからね」
どうやら僕の開いたままのステータスウインドウに気づいたようだ。だが、
「それがね、お父さんなんかマキ兄のステータスウインドウ変なのよ」
と、ヒエカが言う。それを聞き少し眉をひそめつつ、
「変?どういうことだ?」
と聞き返し、こちらに歩み寄る。
「見てもらえればわかると思うんですけど…なんか見えないんですよね」
とお父さんにステータスウインドウが見えるように体を動かす。
「これは…」
と、僕のステータスを見て驚く。
「お父さん、何か分かる?」
とカルジェルが聞く。すると
「マキくん、今すぐ魔法省に行こう。いや、これなら…」
と焦った様子で言う。
これはまた、何かめんどうなことになりそうだ。

Tips〈ステータスウインドウ〉
この世界では昔からは人類のみが自身の能力やスキル、適合を知るためにこのステータスウインドウを使っていた。そのステータスウインドウは遥か昔、神の中でも極悪非道と呼ばれていた〈フルグラーレ〉を勇者と呼ばれる人間が封印をしたことで褒美として神から与えられた。故に人類のみが使え、この世界の全ての人類は生まれながらにしてステータスウインドウを扱えるのだ。

Tips〈適合〉
この世界には剣か魔法の適合を持つ人間が多数いる。その多くは〈冒険者〉として魔物や時には魔族を倒すことを仕事としている。適合は生まれながらに持つ者もいれば、ある程度生きることで突発的に適合を持つこともある。そして、鍛えることで適合へとする者もいる。そして、この適合は剣か魔法が一般的だが、かつて極悪非道の神と呼ばれたフルグラーレを倒した勇者は特別な適合を持っていたという。


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作者メッセージ

第六話投稿です!
やはり不定期投稿になりました。申し訳ないです。
これからも物語は続くのでこれからもよろしくお願いします!
読んでコメントいただけるとありがたいです!
どんなコメントでも励みになりますのでよろしくお願いします。

2024/01/04 12:10

ソラ ID:≫92AMLsj.b0ZNg
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