~参加型~窓
「ねぇ…茲?どこにいるの?」
『茲/ここ』はどこ…?
「ねぇ」
後ろから冷たい声がした。
かくかくした動きで振り返る。
そこには、茲――ではなく、紺色の長い髪の人が立っていた。
「僕は[太字][大文字][漢字]露咲 留依[/漢字][ふりがな]つゆさき るい[/ふりがな][/大文字][/太字]。えっと…○○ ●●さんと、零さん…だっけ?」
「何で私の名前――」
「茲に教えてもらったから」
「…………え?」
「茲に教えてもらった」
留依さんは、聞こえなかったと思ったらしく。もう一度行った。
茲に…教えてもらった…
「えぇっと…つまりは…茲さんの、お友達ぃ……?」
…?あれ、私ってこんなバカだったっけ…
二人が私をみてくる。
――恥ずっ!穴があったら入りたいってこういうことを言うんですねぇ…
私は、赤くなった顔を両手で覆い隠した。
すると、ある疑問が浮かんだ。
「なんで私たちはエレベーターの中に乗っていたのに、エレベーターの扉を見ていたのに――なんであなたは後ろから出てきたんですか…?」
――――――
やらかした。きまずいかんじになっっちゃっっった~~‼(?)
…んまいっか☆
「あ」
エレベーターでここに来た目的をなぜかいま思い出す。
「……あのぅ…茲ってどこにいるか知りません?」
私はゆっくりとした動きで首をかしげる。
「えーあー知らないよー」
急に雰囲気変わった⁉めっちゃ棒読みだったんだが⁉
「っていうかそれって知ってる時の反応では…?
「ゔっ!」
うわ~痛いとこ突かれてんな~w
「教えてください」
零が顔を留依さんとの隙間3㎝くらいまで持っていく。
その迫力?威力?的なものに負けた?のか、留依さんが口を開けた。
っていうか何か途中から留依さんの雰囲気変わってないか?
[小文字]怒られるかもしんない…[/小文字]っていうのは置いといて…
「えーとですね。このエレベーターでですね。1階のところに行ってるのを見たましたよ~」
すっげー棒読みかつ変な敬語。
そういって、留依は私たちの横をするりとすり抜け、黒い闇に消えていった。
「……」
嘘は…ついてないよね?
1階へ向かった。
私たちはその言葉を信じて。
[水平線]
[大文字]「どこだよぉぉぉ!茲おぉぉぉぉぉぉぉ!(キャラ崩壊☆)」[/大文字]
「しーっ!」
零が口に人差し指を当てて注意してくる。
なにその何気なく使う女子にモテそうなポーズ。(?)
私達は何気な~く入った教室の中を見た。
「「あ」」
…!
私はついついかくかくした動きで零の方へ振り替える。
「はもった~‼‼」
「…いやそっち?」
零があきれた顔でみてくる。
まあ。そうなるよねぇ。
私達が入ったこの教室には、[太字]大きい窓[/太字]があったから。
でもっ!私は男子とはもる方が大事なんですよ~!
私は目を輝かせた。☆になるくらいに…!
そのとき、零が私の頭をぱこーんって(?)叩いてきた。
「ハッ!そうだ。ここを探していた目的を忘れてた。茲を呼ぶんだ!」
「…ダジャレ…?」
零が呆れた顔でみてくる。
違うよ!そんなつもりはなかったんだ~!
私は心の中でそう唱えながら(?)窓に向かって叫んだ。
「茲~~~~~~‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼いるなら来て~~~~~~~‼‼‼‼」
「ええ…」
(なにその適当な呼び方…)
あ。零を変な風に思わせちゃった。
私がそう思った瞬間。一瞬。ほんの一瞬だけ、目の前が真っ白になった。
そして、視界が戻ってきたとき…そこには、[太字]茲が立っていた。[/太字]
[水平線]
『茲/ここ』はどこ…?
「ねぇ」
後ろから冷たい声がした。
かくかくした動きで振り返る。
そこには、茲――ではなく、紺色の長い髪の人が立っていた。
「僕は[太字][大文字][漢字]露咲 留依[/漢字][ふりがな]つゆさき るい[/ふりがな][/大文字][/太字]。えっと…○○ ●●さんと、零さん…だっけ?」
「何で私の名前――」
「茲に教えてもらったから」
「…………え?」
「茲に教えてもらった」
留依さんは、聞こえなかったと思ったらしく。もう一度行った。
茲に…教えてもらった…
「えぇっと…つまりは…茲さんの、お友達ぃ……?」
…?あれ、私ってこんなバカだったっけ…
二人が私をみてくる。
――恥ずっ!穴があったら入りたいってこういうことを言うんですねぇ…
私は、赤くなった顔を両手で覆い隠した。
すると、ある疑問が浮かんだ。
「なんで私たちはエレベーターの中に乗っていたのに、エレベーターの扉を見ていたのに――なんであなたは後ろから出てきたんですか…?」
――――――
やらかした。きまずいかんじになっっちゃっっった~~‼(?)
…んまいっか☆
「あ」
エレベーターでここに来た目的をなぜかいま思い出す。
「……あのぅ…茲ってどこにいるか知りません?」
私はゆっくりとした動きで首をかしげる。
「えーあー知らないよー」
急に雰囲気変わった⁉めっちゃ棒読みだったんだが⁉
「っていうかそれって知ってる時の反応では…?
「ゔっ!」
うわ~痛いとこ突かれてんな~w
「教えてください」
零が顔を留依さんとの隙間3㎝くらいまで持っていく。
その迫力?威力?的なものに負けた?のか、留依さんが口を開けた。
っていうか何か途中から留依さんの雰囲気変わってないか?
[小文字]怒られるかもしんない…[/小文字]っていうのは置いといて…
「えーとですね。このエレベーターでですね。1階のところに行ってるのを見たましたよ~」
すっげー棒読みかつ変な敬語。
そういって、留依は私たちの横をするりとすり抜け、黒い闇に消えていった。
「……」
嘘は…ついてないよね?
1階へ向かった。
私たちはその言葉を信じて。
[水平線]
[大文字]「どこだよぉぉぉ!茲おぉぉぉぉぉぉぉ!(キャラ崩壊☆)」[/大文字]
「しーっ!」
零が口に人差し指を当てて注意してくる。
なにその何気なく使う女子にモテそうなポーズ。(?)
私達は何気な~く入った教室の中を見た。
「「あ」」
…!
私はついついかくかくした動きで零の方へ振り替える。
「はもった~‼‼」
「…いやそっち?」
零があきれた顔でみてくる。
まあ。そうなるよねぇ。
私達が入ったこの教室には、[太字]大きい窓[/太字]があったから。
でもっ!私は男子とはもる方が大事なんですよ~!
私は目を輝かせた。☆になるくらいに…!
そのとき、零が私の頭をぱこーんって(?)叩いてきた。
「ハッ!そうだ。ここを探していた目的を忘れてた。茲を呼ぶんだ!」
「…ダジャレ…?」
零が呆れた顔でみてくる。
違うよ!そんなつもりはなかったんだ~!
私は心の中でそう唱えながら(?)窓に向かって叫んだ。
「茲~~~~~~‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼いるなら来て~~~~~~~‼‼‼‼」
「ええ…」
(なにその適当な呼び方…)
あ。零を変な風に思わせちゃった。
私がそう思った瞬間。一瞬。ほんの一瞬だけ、目の前が真っ白になった。
そして、視界が戻ってきたとき…そこには、[太字]茲が立っていた。[/太字]
[水平線]