君と見る、もしもの世界
「はぁ~…授業だるぅ……」
「なんで1時間目から算数なんだよ…」
私は、みこと
朝から算数という名の、拷問を受けています。
(もう嫌だよぉ~っ!!!!)
「やぁぁっっと終わったよ…家帰ってゲームしようっと」
疲れ果てて、20分の通学路を歩く。
「なにこれ、羽?」
道に、真っ白の綺麗な羽が落ちていた。
(きれー…誰の羽だろ、カラス?は違うか)
「あ、それ君が拾ってくれてたんだ」
「え?…あ、これ貴女のなの…?」
「うん。」
背中に羽が生えている、不思議な女の子。
羽を返すと、髪につけた。
(あ、そこにつけるのね…)
「私は、[太字]ミライ[/太字]。あなたは?」
「…私は、みこと。あなたはなんなの?魔法使い?」
「まぁ、そんなトコかな。」
「ねぇ、魔法使いならさっ!私の願い叶えてよっ」
「えぇ、願い…?まぁ、簡単なのならいいけど…一億円とかはできないからね」
「分かってるって!」
私は、赤いランドセルからメモを取り出した。
「なにこれ。ネタ帳?」
「うん。私小説書いててさ!ネタ帳に、色々まとめてるんだよね。それでファンタジー小説のネタを集めてて、実際にできたりする?」
実際に体験できたら、よりリアルな小説が書けるかもしれない。
「ふぅん。私も少し興味があるわね。いいわよ」
「いいの!?ミライ、良い奴~っ」
「くっつかないで。じゃあ、どれから叶えればいい?」
「ん~、じゃあ…これからな!」
[太字]「雲の上に自分だけの街を作る」[/太字]
「なんで1時間目から算数なんだよ…」
私は、みこと
朝から算数という名の、拷問を受けています。
(もう嫌だよぉ~っ!!!!)
「やぁぁっっと終わったよ…家帰ってゲームしようっと」
疲れ果てて、20分の通学路を歩く。
「なにこれ、羽?」
道に、真っ白の綺麗な羽が落ちていた。
(きれー…誰の羽だろ、カラス?は違うか)
「あ、それ君が拾ってくれてたんだ」
「え?…あ、これ貴女のなの…?」
「うん。」
背中に羽が生えている、不思議な女の子。
羽を返すと、髪につけた。
(あ、そこにつけるのね…)
「私は、[太字]ミライ[/太字]。あなたは?」
「…私は、みこと。あなたはなんなの?魔法使い?」
「まぁ、そんなトコかな。」
「ねぇ、魔法使いならさっ!私の願い叶えてよっ」
「えぇ、願い…?まぁ、簡単なのならいいけど…一億円とかはできないからね」
「分かってるって!」
私は、赤いランドセルからメモを取り出した。
「なにこれ。ネタ帳?」
「うん。私小説書いててさ!ネタ帳に、色々まとめてるんだよね。それでファンタジー小説のネタを集めてて、実際にできたりする?」
実際に体験できたら、よりリアルな小説が書けるかもしれない。
「ふぅん。私も少し興味があるわね。いいわよ」
「いいの!?ミライ、良い奴~っ」
「くっつかないで。じゃあ、どれから叶えればいい?」
「ん~、じゃあ…これからな!」
[太字]「雲の上に自分だけの街を作る」[/太字]