二次創作
マブだろ?【1話完結】
#1
ココside
[大文字][大文字][大文字]”マブだろ!!?”[/大文字][/大文字][/大文字]
もう2年も会っていなかった、俺の幼馴染は
迷いのない真っ直ぐな目で、そう叫んだ。
__俺ら、敵同士だろ?
俺ら、2年も会ってなかったんだぜ?
それなのにオマエは、まだ俺のことを”マブ”と呼んでくれるのか?
過去にとらわれて、縛られたままの俺を、見捨てないでくれるのか___?
そう思った瞬間、俺は気づいたらイヌピーに殴りかかるベンケイを殴り飛ばしていた。
青宗
「ココ!!」
嬉しそうな顔で叫ぶイヌピー。
キラキラした目で俺を見つめる、たった1人の俺の”マブ”
"イヌピー"ではなく、"赤音さん"を選んで、関東卍會に入った。
はずだった。
はずだったのに。
俺はイヌピーと決別してから
イヌピーのことが頭から離れなくなっていた。
俺は_____
いつの間にかイヌピーを好きになってしまった。
いや、きっとずっと好きだった。
それに気づかなかったんだ。
当たり前に隣りにいたオマエがいない。
失ってからその大切さに気づくなんて、俺は相当な馬鹿だと思う。
俺はそんなことを考えながら、くるっとイヌピーの方を振り返ってこう言い放った。
九井一
「まったく....世話のかかるヤツだぜ」
[水平線]
遠くの方からワァァァァァと歓声が聞こえる。
どうやら抗争が終わったみたいだ。
青宗
「ココ」
名前を呼ばれて、俺は振り返る。
そこには、まっすぐ俺を見つめる俺の"マブ"。
九井一
「イヌピー、ありがとな」
「手ぇ貸せって俺を呼んでくれたのも、マブだって言ってくれたのも」
「ほんとに嬉しかった。」
青宗
「俺の方こそ、ありがとう」
そう言うと、イヌピーは俺の肩に腕を回してぎゅっと抱きついてきた。
俺も応えるようにイヌピーの背中に腕を回して、イヌピーの肩に顔を埋める。
青宗
「もう絶対ぇ離さねえよ」
九井一
「.........ばーか、俺の方こそ離してやんねぇよ」
そう言って俺はイヌピーを抱きしめる腕の力尾ぎゅっと強めた。
しばらくお互いを抱き締めあったあと、俺はゆっくり口を開いた。
九井一
「....なあ、イヌピー」
「俺はもう金は稼げねぇし、イヌピーのことも支えてやれないかもしれねぇ」
「それでも....一緒に居てくれるか?」
青宗
「当たり前だ...っ」
「俺はココがそばに居てくれるだけでいいんだ」
イヌピーはそう言って、ふわりと笑った。
心做しか、少しだけイヌピーの目が潤んだような気がした。
俺はイヌピーが愛おしくて仕方なくて、イヌピーにそっと口付けた。
ちゅ、と控えめな音が鳴る。
九井一
「....イヌピー」
「俺、イヌピーのこと好きだ」
俺がそう言うと、イヌピーは少し驚いた顔をした。
と、思うとゆっくり瞼が下がり、きれいな金色の睫毛が揺れた。
青宗
「うん、俺も好きだ。ココ」
そう言って長い睫毛を持ち上げたイヌピーは、幸せそうに微笑んだ。
なんだよ、その笑顔。
そんな顔されたら、本当にもう離してやれねぇよ、イヌピー。
九井一
「これからはずっと一緒だぜ?」
青宗
「勿論だ、マブだからな!!!」
そう言ってに得意げに笑うイヌピーに、拍子抜けしてしまう。
九井一
「イヌピーお前さぁ、マブって意味分かってんの?」
青宗
「んー、まあ知らねぇけど、"トクベツ"ってことじゃねえの?」
九井一
「ふ、何だそれ。適当(笑)」
イヌピーらしいな、なんて笑いながら、俺はイヌピーの頬を撫でる。
九井一
「あのさイヌピー」
「俺はマブじゃなくて、恋人がいいんだけど」
青宗
「........!」
「じゃあマブ兼恋人、な!」
真面目な顔で言い張るイヌピーがおかしくて、愛おしくて、俺は少し吹き出してしまう。
九井一
「くく.....イヌピーは相変わらずぶっ飛んでんな」
[水平線]
青宗
「ココ、一緒に帰ろう」
そう言ってイヌピーは笑顔で手を差し伸べてくる。
九井一
「......!ああ」
俺は満たされたような気持ちでイヌピーの手を取った。
久しぶりに会ったイヌピーは、よく笑うようになっていた。
俺と一緒にいない間に、一体何があったのだろう。
きっと、お互いに知らないお互いも居るだろう。
二人一緒に居なかった時間。
二人で一緒に埋めていこう。
オマエのこと、今度こそもう手放さねぇよ。
九井一
「愛してるよ、青宗。」
俺はそう呟いて、イヌピーにキスを落とした_____
[大文字][大文字][大文字]”マブだろ!!?”[/大文字][/大文字][/大文字]
もう2年も会っていなかった、俺の幼馴染は
迷いのない真っ直ぐな目で、そう叫んだ。
__俺ら、敵同士だろ?
俺ら、2年も会ってなかったんだぜ?
それなのにオマエは、まだ俺のことを”マブ”と呼んでくれるのか?
過去にとらわれて、縛られたままの俺を、見捨てないでくれるのか___?
そう思った瞬間、俺は気づいたらイヌピーに殴りかかるベンケイを殴り飛ばしていた。
青宗
「ココ!!」
嬉しそうな顔で叫ぶイヌピー。
キラキラした目で俺を見つめる、たった1人の俺の”マブ”
"イヌピー"ではなく、"赤音さん"を選んで、関東卍會に入った。
はずだった。
はずだったのに。
俺はイヌピーと決別してから
イヌピーのことが頭から離れなくなっていた。
俺は_____
いつの間にかイヌピーを好きになってしまった。
いや、きっとずっと好きだった。
それに気づかなかったんだ。
当たり前に隣りにいたオマエがいない。
失ってからその大切さに気づくなんて、俺は相当な馬鹿だと思う。
俺はそんなことを考えながら、くるっとイヌピーの方を振り返ってこう言い放った。
九井一
「まったく....世話のかかるヤツだぜ」
[水平線]
遠くの方からワァァァァァと歓声が聞こえる。
どうやら抗争が終わったみたいだ。
青宗
「ココ」
名前を呼ばれて、俺は振り返る。
そこには、まっすぐ俺を見つめる俺の"マブ"。
九井一
「イヌピー、ありがとな」
「手ぇ貸せって俺を呼んでくれたのも、マブだって言ってくれたのも」
「ほんとに嬉しかった。」
青宗
「俺の方こそ、ありがとう」
そう言うと、イヌピーは俺の肩に腕を回してぎゅっと抱きついてきた。
俺も応えるようにイヌピーの背中に腕を回して、イヌピーの肩に顔を埋める。
青宗
「もう絶対ぇ離さねえよ」
九井一
「.........ばーか、俺の方こそ離してやんねぇよ」
そう言って俺はイヌピーを抱きしめる腕の力尾ぎゅっと強めた。
しばらくお互いを抱き締めあったあと、俺はゆっくり口を開いた。
九井一
「....なあ、イヌピー」
「俺はもう金は稼げねぇし、イヌピーのことも支えてやれないかもしれねぇ」
「それでも....一緒に居てくれるか?」
青宗
「当たり前だ...っ」
「俺はココがそばに居てくれるだけでいいんだ」
イヌピーはそう言って、ふわりと笑った。
心做しか、少しだけイヌピーの目が潤んだような気がした。
俺はイヌピーが愛おしくて仕方なくて、イヌピーにそっと口付けた。
ちゅ、と控えめな音が鳴る。
九井一
「....イヌピー」
「俺、イヌピーのこと好きだ」
俺がそう言うと、イヌピーは少し驚いた顔をした。
と、思うとゆっくり瞼が下がり、きれいな金色の睫毛が揺れた。
青宗
「うん、俺も好きだ。ココ」
そう言って長い睫毛を持ち上げたイヌピーは、幸せそうに微笑んだ。
なんだよ、その笑顔。
そんな顔されたら、本当にもう離してやれねぇよ、イヌピー。
九井一
「これからはずっと一緒だぜ?」
青宗
「勿論だ、マブだからな!!!」
そう言ってに得意げに笑うイヌピーに、拍子抜けしてしまう。
九井一
「イヌピーお前さぁ、マブって意味分かってんの?」
青宗
「んー、まあ知らねぇけど、"トクベツ"ってことじゃねえの?」
九井一
「ふ、何だそれ。適当(笑)」
イヌピーらしいな、なんて笑いながら、俺はイヌピーの頬を撫でる。
九井一
「あのさイヌピー」
「俺はマブじゃなくて、恋人がいいんだけど」
青宗
「........!」
「じゃあマブ兼恋人、な!」
真面目な顔で言い張るイヌピーがおかしくて、愛おしくて、俺は少し吹き出してしまう。
九井一
「くく.....イヌピーは相変わらずぶっ飛んでんな」
[水平線]
青宗
「ココ、一緒に帰ろう」
そう言ってイヌピーは笑顔で手を差し伸べてくる。
九井一
「......!ああ」
俺は満たされたような気持ちでイヌピーの手を取った。
久しぶりに会ったイヌピーは、よく笑うようになっていた。
俺と一緒にいない間に、一体何があったのだろう。
きっと、お互いに知らないお互いも居るだろう。
二人一緒に居なかった時間。
二人で一緒に埋めていこう。
オマエのこと、今度こそもう手放さねぇよ。
九井一
「愛してるよ、青宗。」
俺はそう呟いて、イヌピーにキスを落とした_____
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