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今作は第1部「能力者たちの詩編歌」、第2部「希望に満てる知識欲」
の続編です。
まだそれらを見ていない人は、先にそちらをご覧いただけると話がわかりやすいと思います。
第1部→https://novelcake.net/works/lite/?mode=view&log=1969&no=1
第2部→https://novelcake.net/works/lite/?mode=view&log=2089&no=1

⚠6話に薬表現があります。苦手な方は逃げてね((

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誠と偽りの狂情曲

#5


黄夏視点

PiPiPi
レイル「電話かしら?」
黄夏「あ、わたしの方から鳴ってますね」

黄夏「はい、もしもし…」
神威「こんにちは~」
黄夏「わお、神威さん!!」
神威「別にさん付けじゃなくてもいいのに…((」

神威「新しい装飾品のヒント、見つけたってこと、伝えに来ました。」
黄夏「え…もう!?」
レイル「本当?!」

神威「はい。えーっと…[太字]媒電通り[/太字]って、知ってますか?」
黄夏「ば…媒電通りって、たまにニュースにもなってる、
すっごい治安が悪い通りのこと、だよね…??」
神威「ああ、知ってたんですね。そこに、[太字]救いをくれる女神[/太字]が現れたらしいんです」

神威「下半身は蛇、上半身は美しい女性で…紫色のロザリオを持っているらしいです」
黄夏「紫色のロザリオって…アメジストのロザリオじゃない?!」
神威「はい、多分そうなんじゃないかと思います」

レイル「でも危険じゃない?媒電通りって…私も知ってるけど、すごい危険な場所だし…」
黄夏「…でも、わたしは行きます。」

黄夏「わたしには…装飾品が、必要なの。」
黄夏「[太字]わたしの願いのために…[/太字]」

レイル「…」
レイル「そんなに覚悟があるならいいわ、止めない。
でも危険だから、私もついていく」
黄夏「先輩…!」
神威「もちろん、俺も行くつもりです。さすがに
危険そうな情報だけ流して見殺しになんてできません。」

黄夏「…ありがとう。」

アルト視点

ソプラノ「アールトー」
アルト「何だよ牛乳と卵なら買ったぞ」
ソプラノ「さっき黄夏さんから連絡きたぞ」
アルト「マ?」
ソプラノ「マ」

ソプラノ「どうやら今回の冒険の舞台は媒電通り。アメジストのロザリオがある説が濃厚らしい」
アルト「え…ちょ、ちょっと待て」
ソプラノ「なんだい」

アルト「…[太字]媒電通り…って…オレが…昔…[/太字]」

ソプラノ「…」

そうだ…あそこに行きたくなかったのは…

昔そこで…友人を…

ソプラノ「…聞かせなさい」
アルト「…」
ソプラノ「まだお前も、私に隠してる過去があるだろう」
アルト「…なんで…」
ソプラノ「なんで…か」

ソプラノ「…心配してるから、とか言ったら「似合わない」って笑うんだろ?」

アルト「…!」

前、オレがソプラノにかけた言葉…
…覚えてたんだ…

アルト「…しゃーねぇな、話すよ。」

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作者メッセージ

牛乳と卵のノリすこ((
獰猛おとうふです☆
やっと書く手がノってきました、土日でめっちゃ更新します☆
あと予告だ、次回は長いぞ。

2024/11/30 08:08

おとうふ ID:≫rpvJPv02lqkiQ
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