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今作は第1部「能力者たちの詩編歌」、第2部「希望に満てる知識欲」
の続編です。
まだそれらを見ていない人は、先にそちらをご覧いただけると話がわかりやすいと思います。
第1部→https://novelcake.net/works/lite/?mode=view&log=1969&no=1
第2部→https://novelcake.net/works/lite/?mode=view&log=2089&no=1

⚠6話に薬表現があります。苦手な方は逃げてね((

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誠と偽りの狂情曲

#4


神威視点

神威「うーん…次の装飾品、どこにあんのかなぁ」
俺はお皿を洗いながら、そんなことをつぶやく。
神威「やっぱり、また神殿にあるのかな…くっそ、
高校の地理もっと真面目にやればよかったぁ~」

「おーい、神威~!」
神威「なんですか~、[太字]楽座先輩~![/太字]」

楽座「よっ、順調に清めてっか~?」
神威「なんすかその表現…w」

[太字][漢字]玲陵寺 楽座[/漢字][ふりがな]れいりょうじ らくざ[/ふりがな][/太字]。俺のバイトの先輩で、すっごい良い人。

楽座「そ~や、神威。またオレから買わへんか?」

にこっと笑いながら、こっちを見てくる。

神威「ええ…?なんですか?また怪しいぬいぐるみとかじゃないですよねぇ」
楽座「ちゃうわ!今日の楽座さんは[太字]情報屋さん[/太字]やで~。」
神威「じょう、ほうや…?」
楽座「じょう、ほうや…?て!オウムか自分!はっきり欲しいか欲しくないか言えやぁ!」
神威「ほしいです!!…とりあえず」
楽座「まいど~、ほんじゃ面白いこと話したるわ、覚悟して聞いとけよ~?」

楽座「[太字]ネオン街に、誠実、高貴な蛇の女神がいる。[/太字]」

神威「…はぁ…??」

楽座「すまん、これじゃわからんわな!まー、なんつーか…[太字]媒電通り[/太字]って呼ばれてるとこ、知っとるか?自分」
神威「媒電通り…いや…知らないです」

楽座「噂によると、[太字]生き場を無くした未成年が蔓延る、死を待つだけの絶望の楽園[/太字]とか言われよるらしいわ」

神威「こ、怖いですね…」
楽座「怖いやろ~?そこにな、最近救いをくれる女神がいるって噂やねん」

楽座「女神っつーのは紫色のロザリオを持っていて、
下半身が蛇、上半身がものごっつべっぴんさんな女性なんやって」

神威「なるほど…」
楽座「ま、これもタダ情報やしなぁ。君子危うきに近寄らずとも言うやろ?
オレとしては真に受けん方がええと思うわ。売っとる側が何言っとんねんって話やけどもw」
神威「そうですよね…」

楽座「ほな。楽座さんの面白いお話、覚えといてくれよな」

そう言って鼻歌交じりにスキップして去っていく楽座先輩。

…紫色のロザリオって…
もしかしなくても、アメジストのロザリオだよな…

神威「…媒電通り…そんなとこに、装飾品なんてあるのか…?」

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作者メッセージ

とうふだお。最近第1章が200回閲覧超えてて嬉しさの極みだお。

2024/11/29 20:25

おとうふ ID:≫rpvJPv02lqkiQ
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