- 閲覧前にご確認ください -

今作は第1部「能力者たちの詩編歌」、第2部「希望に満てる知識欲」
の続編です。
まだそれらを見ていない人は、先にそちらをご覧いただけると話がわかりやすいと思います。
第1部→https://novelcake.net/works/lite/?mode=view&log=1969&no=1
第2部→https://novelcake.net/works/lite/?mode=view&log=2089&no=1

⚠6話に薬表現があります。苦手な方は逃げてね((

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誠と偽りの狂情曲【コメントください】

#11

知った声の嘲り

黄夏視点

__うん!だってこれからあたし、[太字]お姉様[/太字]によしよしされるんだ~!

__不肖サミダレ、[太字]お姉様[/太字]を狙う悪者は追い払います!

黄夏「…」

やっぱり…ここにその、お姉様とやらがいる。

それはきっと…あの救いをくれる女神のことだろう。

黄夏「でも…神様は…わたしたちの手の届かない場所にいるんじゃないの?」

[水平線]

ソプラノ視点

ソプラノ「…この辺は、絵画が多いね」
神威「うーん…油絵も水彩も浮世絵もって…統一性無くて、なんか不気味ですね」
シエル「屋敷の人の趣味なのかなぁ」

アカツキ「分かれ道だ」
レイル「二手に分かれましょうか?」
黄夏「そうだね。女子組は右、男子組は左にしよ。」
アルト「了解」

アカツキ「また絵画…っ、ゲイジュツなんて何がいいんだよ」
神威「それを詩人の前で言うのはどうかと思う((」
ソプラノ「^^」←圧
アカツキ「ヒェ…」

_____[明朝体]ソプラノは、何も出来ねぇんだな。[/明朝体]


ソプラノ「…っ?!」
アルト「は?」

_____[明朝体]度胸だけあって、オレがいなきゃ、一人で生きることすらできない。[/明朝体]

ソプラノ「今…絵画が、喋った…?」

…しかもただ喋ってるわけじゃない…

_____[明朝体]こんな穢れた手でアルトを守れないなんてカッコつけるけどさぁ。[/明朝体]

_____[明朝体]本当は自分が弱いから守れないだけなんじゃねぇの?[/明朝体]

ソプラノ「アルトの…声だ…」

アルト「は?!」

_____[明朝体]完璧なオレに比べて、何にもできないお前。[/明朝体]

その声で…喋るな…

_____[明朝体]いつか平気になって、いつか幸せになるって信じてるだけで、本当は空っぽ。[/明朝体]

…うるさい…

_____[明朝体]生きてても生きてない、幽霊みたいだな。[/明朝体]

ソプラノ「…うるさい!!」

アカツキ「おい!幻聴でも聞こえるのか?」

神威「アカツキ、ちょっと…」

____[明朝体]…[/明朝体]

ソプラノ「ハァッ、ハァッ…」

アカツキ「…先進むぞ」

[水平線]

アルト視点

ソプラノの様子がおかしい…、オレの声で絵画が喋った、とか言ってるが…

…まぁ、あんな悪趣味な屋敷の主だ、このぐらいの精神攻撃、あり得る話…

____[明朝体]アルトは、られの気持ちにも寄り添えない。[/明朝体]

アルト「っ…!」

マカロンの、声…!!

____[明朝体]僕が苦しい時も、つらいときも…アルトは手を差し伸べなかった。[/明朝体]

アルト「ちがッ…それは!!」
ソプラノ「…」

____[明朝体]それなのに、僕が死んらら勝手に泣いて。[/明朝体]

アルト「…ッ」

____[明朝体]ソプラノは本当は強い人間なのに、アルトはずっと弱いと決めつけてさ。[/明朝体]

アルト「決めつけてるわけないだろ!」

____[明朝体]僕の気持ちも、ソプラノの気持ちも忘れて、アルトは何を保護者面してるの?[/明朝体]

アルト「・・・そ、れは・・・」

マカロンがそんなこと、言うわけないのに…!

____[明朝体]ソプラノもきっと、アルトが思うほど、愛してないよ。[/明朝体]

アルト「っ…。」

ソプラノ「…」

アカツキ「…お前らなんなんだよ、さっきから…」

神威「アカツキっ…!」

アカツキ「[太字]この絵画から、声なんてしねぇのに、勝手にうだうだ騒ぐんじゃねえ!![/太字]」

神威「アカツキ!!二人はいま、傷ついてるんだよ!!…容赦してあげてよ…!」

アルト「…いいよ。」

アルト「先、進もうぜ。…こんな道さっさと抜けよう。」

作者メッセージ

シンゾウ観覧車的なもんです((おい

2024/12/09 21:01

おとうふ ID:≫rpvJPv02lqkiQ
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