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〖参加型〗オタクとオネエのラブコメ?発動室

#6


「ただいまでござる~。ってぎょへええええええ!」
 ラブコメ?発動室に帰ってくるなりぐるぐる眼鏡をパリーンしながら朋漫が叫ぶ。
「わっ! びっくりした……」
 びくっ! と瑠々が肩を揺らす。
「そのパリーンってどうやるの?」
 あもが首を傾げて言う。
「ん? あ、もしかしてここの人?」
 巨大なメカの部品が散らばっている中、1人の男の娘がくるっとこちらに向いた。
 その男の娘はかっちりとしたショートボブを脱色していて、まつ毛が長い。女性的な顔立ちをしている。ピアスを耳と舌に空けていた。ダボっとしたズボン、長袖黒Tシャツの上にカーキのロゴ入り半袖を着ている。そして腕時計もしている。
「ども、霜降(しもふり)です。……一応男」
「お名前は?」
 カマねえがわっつあねえむ? をする。
「……雷阿(らいあ)」
 雷阿はちょっと嫌そうに答える。どったの?
「よろしくねん。ところでこれはあなたの仕業かしらん?」
「そう。いじった」
「ああああああ、ラブコメ?発動装置がーーでござる~~!」
「うわあ、見事にバラバラですね……」
「ケチャップ入ってる?」
「師匠! 新しい動画アップしていたんですね!」
 カマねえ、雷阿、朋漫、瑠々、あも、亜紀の順番で喋ってまーす。
「はいはいはい。とりあえず始めるわよん……ラブコメ? ってやつを」
 カマねえが手をパンパンとしながら言う。
「いや、ちょっとこれは直すのに時間かかるでござるよ」
 朋漫が渋い顔をして言う。
「だしょう? ならアタシの出番じゃな~い!」
 てなわけでカマねえがラブコメ? を始めるらしいですよ~。皆気をつけー!
「と・り・あ・え・ず知り合いの宇宙人と連絡取ってくるわねん」
 何かが起きそうなよ・か・ん。
 カマねえは長~いストラップをヒュンヒュンと回しながら、ラブコメ?発動室から外に出ていった。
 皆はポカンとしていた。

作者メッセージ

あれ? ラブコメは? って感じで進んでいます。カマねえにまっかせなさ~い。また次回です~。

2024/12/10 12:00

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