〖参加型〗オタクとオネエのラブコメ?発動室
とある街の片隅にひっそりと佇むビルの一角にラブコメ?発動室はあった。そこにいるのは2人の人物。
「さあて、始めようではござらんか!」
意気揚々と声を上げるのは、音乗朋漫(おとのせ ともまん)。オタクである。
「ちょっとアタシまだスッピンなんだけど~」
気怠げに欠伸するのは、ドリーマーカマン。オネエである。
「これは小説でござるから、気にする必要はナッシングでござる」
「そういう事じゃないわよう。やっぱ綺麗に化粧整えんのがいいんじゃな~い」
「……化け物が化粧してもって感じでござる」
「つ・ぶ・す・わ・よ☆」
「ひえ~でござる!」
とまあ、そんなやり取りをしている中、コンコンとドアがノックされた。
「はあ~い、どうぞ~~」
ドリーマーカマンがそう返事をするとガチャリと扉が開いた。
「こ、こんにちは~、ってうわっ!」
扉を開けるなり、ドリーマーカマンを見てびびった声を上げる女の子。赤髪ロングでツインお団子にしている。目は赤と黒のグラデーションがかかっている。
「ちょっと、アタシの美しさにびびっちゃったわけ?」
「びびるほどポジティブでござるな」
ドリーマーカマンはやれやれと肩を竦め、朋漫はぐるぐる眼鏡をカチャカチャさせる。
「あ、ご、ごめんなさい」
その女の子はペコリとする。パーカーという出で立ちだがパーカーが長すぎて下はと言うと……。
「あ、下は短パンです」
「いいでござるな」
オタクはウムと頷いた。
「とりあえずお名前、聞かせてもらえるかしらん?」
ドリーマーカマンがそう言うと、女の子は、あ、はいと頷いた。
「私の名前は姫宮瑠々(ひめみや るる)です! ここには広告を見てやって来ました!」
「あら~いいわね。そのお団子も素敵よ。食べちゃいたいわあ」
「えっ?」
「冗談に聞こえないのが凄いでござるな」
ドリーマーカマンは舌舐めずり冗談を言うが、ちょいヤバい空気になった。
「拙者は音乗朋漫でござる。ラブコメ?発動室の一応室長でござる」
朋漫は、ぐるぐる眼鏡をキラリと光らせる。
「アタシはドリーマーカマン。気軽にカマねえと呼んでちょうだい」
ん~ま! と唇をキュポンとしながらカマねえが言った。
「よ、よろしくお願いします」
瑠々は若干気圧されながらも挨拶をした。可愛い。
「さあて、始めようではござらんか!」
意気揚々と声を上げるのは、音乗朋漫(おとのせ ともまん)。オタクである。
「ちょっとアタシまだスッピンなんだけど~」
気怠げに欠伸するのは、ドリーマーカマン。オネエである。
「これは小説でござるから、気にする必要はナッシングでござる」
「そういう事じゃないわよう。やっぱ綺麗に化粧整えんのがいいんじゃな~い」
「……化け物が化粧してもって感じでござる」
「つ・ぶ・す・わ・よ☆」
「ひえ~でござる!」
とまあ、そんなやり取りをしている中、コンコンとドアがノックされた。
「はあ~い、どうぞ~~」
ドリーマーカマンがそう返事をするとガチャリと扉が開いた。
「こ、こんにちは~、ってうわっ!」
扉を開けるなり、ドリーマーカマンを見てびびった声を上げる女の子。赤髪ロングでツインお団子にしている。目は赤と黒のグラデーションがかかっている。
「ちょっと、アタシの美しさにびびっちゃったわけ?」
「びびるほどポジティブでござるな」
ドリーマーカマンはやれやれと肩を竦め、朋漫はぐるぐる眼鏡をカチャカチャさせる。
「あ、ご、ごめんなさい」
その女の子はペコリとする。パーカーという出で立ちだがパーカーが長すぎて下はと言うと……。
「あ、下は短パンです」
「いいでござるな」
オタクはウムと頷いた。
「とりあえずお名前、聞かせてもらえるかしらん?」
ドリーマーカマンがそう言うと、女の子は、あ、はいと頷いた。
「私の名前は姫宮瑠々(ひめみや るる)です! ここには広告を見てやって来ました!」
「あら~いいわね。そのお団子も素敵よ。食べちゃいたいわあ」
「えっ?」
「冗談に聞こえないのが凄いでござるな」
ドリーマーカマンは舌舐めずり冗談を言うが、ちょいヤバい空気になった。
「拙者は音乗朋漫でござる。ラブコメ?発動室の一応室長でござる」
朋漫は、ぐるぐる眼鏡をキラリと光らせる。
「アタシはドリーマーカマン。気軽にカマねえと呼んでちょうだい」
ん~ま! と唇をキュポンとしながらカマねえが言った。
「よ、よろしくお願いします」
瑠々は若干気圧されながらも挨拶をした。可愛い。