さみだれ型哨戒艇
第二話 船出
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もうひとつの身体、哨戒艇に乗り込んだ少女は、艦内を確認していた。
「誰も居ない...」
艦内には、誰も居なかった。
だが、乗組員の私物や、食料は残されていた。
取り敢えず空腹だったので、調理室に有った缶詰の鳥飯を頂く。
食べながら少女は考える。
燃料は空気中の魔力とやらを変換して補充する=燃料切れにはならない。
砲弾の補充は、現時点では不明=交戦を避ければ問題なし。
現在位置が分からない=食料には限りがあるので、何処かで補充しなくてはならない。
「出航するしか無いよね...」
彼女は、艦橋に移動して、艦長席に座る。
徐々に、波の感覚が分かるようになってくる。
...さみだれ型とのリンクが完了する。
「機関微速、取り舵15度。」
艦が動き始める、これで問題無さそうだ。
入江を抜ける。
「機関強速、舵中央。」
無事、出航することが出来た。
対水上レーダーを起動して、沖合を目指した。 第二話終わり
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もうひとつの身体、哨戒艇に乗り込んだ少女は、艦内を確認していた。
「誰も居ない...」
艦内には、誰も居なかった。
だが、乗組員の私物や、食料は残されていた。
取り敢えず空腹だったので、調理室に有った缶詰の鳥飯を頂く。
食べながら少女は考える。
燃料は空気中の魔力とやらを変換して補充する=燃料切れにはならない。
砲弾の補充は、現時点では不明=交戦を避ければ問題なし。
現在位置が分からない=食料には限りがあるので、何処かで補充しなくてはならない。
「出航するしか無いよね...」
彼女は、艦橋に移動して、艦長席に座る。
徐々に、波の感覚が分かるようになってくる。
...さみだれ型とのリンクが完了する。
「機関微速、取り舵15度。」
艦が動き始める、これで問題無さそうだ。
入江を抜ける。
「機関強速、舵中央。」
無事、出航することが出来た。
対水上レーダーを起動して、沖合を目指した。 第二話終わり
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