プロローグ

－私の人生は不遇っぷりの人生であるー。

私は幼い頃に両親に売られて、しまって本当の家族の愛を知らずに育った私である。

そんな私はー…

“後もう少しで、死ぬのである”
私は売られた場所が不衛生だったし、人の態度が悪くて、逃げてしまった。

無事に逃げれたと思ったのもつかの間に最近噂の連続殺人鬼に腹部を刺されてしまったので、ある。

「…私の…人生も…ここで…終わっ…」
バタン
「……」

スタスタ
「あら…？」


「んっ」
パチッ

「…あれ？私は確かー」

「“自分は確実に死んだ”といいたいことだろう…？」

「えっ…」

ーこれが私が蘇生師のロゼットに出会ったばかりのお話であるー。