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ウォースパイト分遣隊[祝、閲覧1200達成!]

#53

第四十一話 海峡を越えて

ラチエ王国 近海上空にて
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サンダーランド島を出発して数時間後、鷹達が乗る零戦は王国の近くまで到達した。
前方には大きな半島が見える、あれがラチエ王国なのだろうか?
クララに聞いてみよう、多分知っている筈だ。
「あの半島がラチエ王国?」
「はい、間違いありません。」
問題は何処に着陸するかという点だ、発着場はあるのだろうか?
よく見てみると、空港のようなものが見える、あれが発着場だろうか?
(まぁ、多分招待状があるから大丈夫だろ...)
鷹は高度を落としていく。
そのまま降下していると右斜め上空に黒い粒が見える。
黒い粒はこちらに向けて降下してくる...
「まずい、王国のワイバーンだ!」
鷹は降下を止めてエンジンを全開にして離脱を試みる。
だがワイバーンから離脱できない、逆に距離が縮まってきている。
あのワイバーンはアーガス等のワイバーンとは違う、別のワイバーンだろう。
恐らく、航続能力を犠牲にして上昇力と速度を強化した局地戦闘型だ。
となるとこの零戦で相手をするにはリスクが高すぎる、どうしたものか...
取り敢えず、零戦が得意とする旋回戦に持ち込むことにする。
機体をロールさせて背面飛行に移行して、180度後方に反転する。
それを繰り返して、高度を落としていく。
後方を見ると、何故かワイバーンが追撃を中止して上昇していく。
「無線機を使って連絡しました、これで問題ないですね!」
「いつの間に操作方法を?」
「説明書を読んだんですよっ」
「成る程、空港には着陸して問題は無さそう?」
「はい、許可が出ました。」
「ほんじゃ、着陸するかな。」
鷹は零戦を空港に着陸させるため、空港に接近していくのだった。           第四十一話終わり

作者メッセージ

最後まで読んで下さり、有り難うございます。
少し鷹の話し方が変かもです、申し訳ない...

2025/01/30 11:19

草むしり大尉 ID:≫4pJjOS59qrbWI
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