ウォースパイト分遣隊[祝、閲覧1200達成!]
サンダーランド島 冒険者ギルド内の個室にて
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ギルドマスターのホークさんに着いてこいと言われたので、鷹は個室に移動した。
ギルドマスターはドワーフなので小柄で、正に合法である。
まぁ、もちろんそんなことはしないが...
先に部屋に入ると、その後ろでホークさんが扉を閉めた。
「さて、その奇物を見せて貰おう。」
「すみません、奇物はワイバーンの発着場に置いてあるんです...」
「...そんなに大きいのか?」
どうやら、あまり信じられないらしい...
「いやすまん、たまに奇物があると嘘をつく冒険者が居たのでな、こうして確認をしてるんだ。」
「成る程...発着場に行きますか? 格納庫にあるんですよ。」
「発着場となると空を飛ぶ奇物か...いいだろう、見に行こうじゃないか。」
「はい、では行きましょう。」
鷹はホークさんと共に部屋を出て、そのまま正面の入り口に向かう。
「副ギルマス、私は奇物の確認をしてくるからあとは任せた。」
「アッハイ...」
受付で心配してくれたおっさんが副ギルドマスターだったらしい。
「じゃあ、行こうか...お前、名前は?」
こちらに聞いてきた、確かに名前を言っていなかった。
「はい、中田 鷹と言います、鷹とでも呼んで下さい。」
「分かったではいこう!」
やけにテンションが高い、なにか理由があるのだろう。
聞いてみる事にする。
「何でテンションが高いんですか?」
「あぁ、書類の処理がね...」
やはり、組織のトップは苦労するようだ。
「少しだけ手伝いましょうか?」
「いい提案だが...機密な書類もあるからな。」
「そうですか...他に何かありますか?」
「んーじゃあ...」
「?」
「酒に付き合え。」
「はぁ...」
鷹は一応成人、年齢的にはお酒を飲める。
「少し苦手なのですが...」
「まぁ、少しずつ慣れていけば大丈夫だよ!」
「取り敢えず今は発着場に向かいましょう...?」
「...まぁそうだな。」
こうして、鷹はホークさんとお酒を飲む事になってしまったのだった。 第三十七話終わり
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ギルドマスターのホークさんに着いてこいと言われたので、鷹は個室に移動した。
ギルドマスターはドワーフなので小柄で、正に合法である。
まぁ、もちろんそんなことはしないが...
先に部屋に入ると、その後ろでホークさんが扉を閉めた。
「さて、その奇物を見せて貰おう。」
「すみません、奇物はワイバーンの発着場に置いてあるんです...」
「...そんなに大きいのか?」
どうやら、あまり信じられないらしい...
「いやすまん、たまに奇物があると嘘をつく冒険者が居たのでな、こうして確認をしてるんだ。」
「成る程...発着場に行きますか? 格納庫にあるんですよ。」
「発着場となると空を飛ぶ奇物か...いいだろう、見に行こうじゃないか。」
「はい、では行きましょう。」
鷹はホークさんと共に部屋を出て、そのまま正面の入り口に向かう。
「副ギルマス、私は奇物の確認をしてくるからあとは任せた。」
「アッハイ...」
受付で心配してくれたおっさんが副ギルドマスターだったらしい。
「じゃあ、行こうか...お前、名前は?」
こちらに聞いてきた、確かに名前を言っていなかった。
「はい、中田 鷹と言います、鷹とでも呼んで下さい。」
「分かったではいこう!」
やけにテンションが高い、なにか理由があるのだろう。
聞いてみる事にする。
「何でテンションが高いんですか?」
「あぁ、書類の処理がね...」
やはり、組織のトップは苦労するようだ。
「少しだけ手伝いましょうか?」
「いい提案だが...機密な書類もあるからな。」
「そうですか...他に何かありますか?」
「んーじゃあ...」
「?」
「酒に付き合え。」
「はぁ...」
鷹は一応成人、年齢的にはお酒を飲める。
「少し苦手なのですが...」
「まぁ、少しずつ慣れていけば大丈夫だよ!」
「取り敢えず今は発着場に向かいましょう...?」
「...まぁそうだな。」
こうして、鷹はホークさんとお酒を飲む事になってしまったのだった。 第三十七話終わり