ウォースパイト分遣隊[祝、閲覧1200達成!]
サンダーランド島 冒険者ギルド前にて
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スティールヘイズを後にした鷹は、冒険者ギルドにたどり着いた。
そこそこ大きな建物で、中に入ると正面に進むとカウンター、右には中規模の食堂がある。
冒険者は朝早くに出掛けたのだろう、建物の中にいる冒険者は少ない。
(取り敢えず登録するか...)
敢えて人気が無さそうなおっさんのカウンターに移動する。
「すみません、登録をしたいのですが...」
「あぁ、大丈夫だ...武器と防具は? 無いと危ないぞ?」
「それが...奇物を使うんですよ。」
「うーん、少し待っていてくれ。」
偉い人に報告するのだろう、これは仕方無い。
すると、背後から一人の男性がやって来た。
「おい、お前は冒険者になるんだって?」
「はぁ、そうですが何か?」
「こんな若造が冒険者になれる訳が無いだろう?」
これが洗礼と言うやつなのだろうか。
相手は大柄の男性で、背中には大きな両手剣を背負っている。
「うーん、受付嬢さん、どうなんですか?」
「えっ私ですか!?」
カウンターで暇そうにしていた受付嬢に聞いてみる。
「たしか...登録は16歳から可能で、それから試験を行うハズです、合格したら正式に冒険者カードを配布します。」
「成る程...らしいですよ?」
「なら、模擬戦で勝負だ、それで良いだろう?」
どうしよう、このままではM1911を使う事態になってしまう。
すると、カウンターの後ろの扉から先程のおっさんと、もう一人出てきた。
「冒険者が民間人に暴力を振るおうとするとは、何てことをするんだ...」
やけに小柄な男性だ、ドワーフなのだろうか?
「ギルドマスターのホークだ、うちの冒険者が迷惑を掛けた。」
どうやらこのドワーフの人はギルドマスターだったらしい。
「いえ、大丈夫です。」
「分かった、話があるから来るんだな。」
「はぁ...」
こうして、鷹はギルドマスターと個室に移動するのだった。 第三十六話終わり
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スティールヘイズを後にした鷹は、冒険者ギルドにたどり着いた。
そこそこ大きな建物で、中に入ると正面に進むとカウンター、右には中規模の食堂がある。
冒険者は朝早くに出掛けたのだろう、建物の中にいる冒険者は少ない。
(取り敢えず登録するか...)
敢えて人気が無さそうなおっさんのカウンターに移動する。
「すみません、登録をしたいのですが...」
「あぁ、大丈夫だ...武器と防具は? 無いと危ないぞ?」
「それが...奇物を使うんですよ。」
「うーん、少し待っていてくれ。」
偉い人に報告するのだろう、これは仕方無い。
すると、背後から一人の男性がやって来た。
「おい、お前は冒険者になるんだって?」
「はぁ、そうですが何か?」
「こんな若造が冒険者になれる訳が無いだろう?」
これが洗礼と言うやつなのだろうか。
相手は大柄の男性で、背中には大きな両手剣を背負っている。
「うーん、受付嬢さん、どうなんですか?」
「えっ私ですか!?」
カウンターで暇そうにしていた受付嬢に聞いてみる。
「たしか...登録は16歳から可能で、それから試験を行うハズです、合格したら正式に冒険者カードを配布します。」
「成る程...らしいですよ?」
「なら、模擬戦で勝負だ、それで良いだろう?」
どうしよう、このままではM1911を使う事態になってしまう。
すると、カウンターの後ろの扉から先程のおっさんと、もう一人出てきた。
「冒険者が民間人に暴力を振るおうとするとは、何てことをするんだ...」
やけに小柄な男性だ、ドワーフなのだろうか?
「ギルドマスターのホークだ、うちの冒険者が迷惑を掛けた。」
どうやらこのドワーフの人はギルドマスターだったらしい。
「いえ、大丈夫です。」
「分かった、話があるから来るんだな。」
「はぁ...」
こうして、鷹はギルドマスターと個室に移動するのだった。 第三十六話終わり