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ウォースパイト分遣隊[祝、閲覧1200達成!]

#39

第三十一話 幸運を祈る

メリダ島 基地滑走路上にて
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司令との会話から一週間後、遂に出発日当日だ。
鷹とクララは既に零式練習用戦闘機に搭乗して、滑走路上で離陸許可を待っていた。
「わくわくしますね!」
空を飛んだ経験が無いクララはとても楽しそうだ。
だが、鷹自信はとても不安になっていた。
離陸をすれば基地の支援はほぼ受けることが出来なくなる。
それと、地味に一人旅は寂しかった。
サンダーランド島まではクララを後部座席に乗せていくが、そのあとは恐らく一人だ。
(ええい、成るようになれぃ!)
鷹は何か問題が起きたときはその時に考えればいと思い付いたので、そうする事にした。
{こちら管制塔、シュネー2、離陸を許可する}
「了解、離陸開始ッ」
操縦席のブレーキペダルから足を離すと、零戦は滑走路上を加速していく。
離陸に十分な速度を稼いだ零戦は、サンダーランド島を目指して高度を上げていく。
{鷹、指令を伝えるよ。}
「はい、何でしょう?」
突然の通信にビックリしたが、何とか返事をする。
{生き残れ、それだけだよ。}
「地味に大変そうですけど、了解です!」
{...それじゃあ、行ってらっしゃい。}
鷹は隊長が寂しいのかもしれないと気付いた。
「もしかして寂しいですか?」
{べっ、別に寂しくなんて無いんだからねッ}
「ツンデレモドキはキツイですよ...?」
{冗談冗談、まぁ頑張れ。}
一方的に通信は切られた、もしかしたら隊長なりの気遣いだったのかもしれない。
(お礼に何かお土産買って来るかぁ...)
気遣いに対するお礼として何かを買ってくることを、鷹は決めたのだった。

作者メッセージ

最後まで読んで下さり、有り難うございます。
この作品に恋愛要素は存在しません、どうかご安心下さい。
それでは改善点や、ここがよかった等の感想お待ちしてます。

2024/12/28 20:42

草むしり大尉 ID:≫4pJjOS59qrbWI
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