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ウォースパイト分遣隊[祝、閲覧1200達成!]

#23

第十八話 ラーメン屋

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サンダーランド島 ラーメン屋前

その後は国崎往人と島民に美味しいラーメン屋を聞いた。
その結果、島民が知るラーメン屋にたどり着いた。
「これがらーめん屋ですかっ!」
昭和の雰囲気が漂う店、ドレッドノート。
醤油ラーメン、味噌ラーメン等の中華そば以外にも、カツ丼やカレー等の飯類もある。
(いい店だな)
鷹は当たりだと確信した。
きっとクララも気に入るだろう。
「すまん、腹が減ったから早く入ろう。」
「そうだね、入ろうか。」
店のドアを開けて、三人は店内に入っていった。
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店内に入ると、店には色んな人が昼食を食べている。
黙々と味玉ラーメンを食べる少年、店のテレビ中継を見ながら酒を飲むお爺さん。
中継のスポーツで得点を入れたのか、お爺さんが「やったぁぁぁぁぁぁ!!」と、叫んでいる。
「いらっしゃいませ、何名様ですか?」
店の奥から女性の店員さんが出てくる。
「三人です、空いてますかね...」
お昼で混んでいて、席はほぼ空いていない。
「申し訳ございません、相席でなら空いているんですが...」
申し訳なさそうに店員さんが話す。
「いえ、構いませんよ。」
すると、黙々と食べている少年と目が合う。
頑張って咀嚼すると、此方に歩いてきた。
「一人だけなんで、相席でもいいですよ。」
少年が話しかけてきた。
たしかに、大人数で座れそうなテーブル席に少年の荷物が置いてある。
「じゃあ、相席でいいですよ。」
「有難うございます、それではごゆっくり!」
別のお客さんに対応するため、店員さんは駆け足で去っていった。
少年に案内されて、そのテーブル席に座る。
「えっと、僕は真鶴です、よろしくお願いします...」
少年、真鶴君が自己紹介をしてくれた。
「中田鷹です、よろしく。」
「私はクララ、宜しくね!」
「俺は国崎往人だ、お勧めのメニューがあったら教えて欲しい。」
「うーん、僕としては味玉ラーメンがお勧めですね。」
「成る程...じゃあ俺はそれを一つ。」
「じゃあ、私もそれで。」
「うーん、持ち帰りのチャーハンと、カツ丼かな。」
頼むものは決まった、後は注文するだけだ。
「すみませーん!」
店員さんがかけつけてきた。
「注文をどうぞ。」
「味玉醤油ラーメンを2つ。」
「カツ丼一つと、持ち帰りのチャーハン一つ、以上です。」
「分かりました、醤油味玉ラーメンが2つ、カツ丼が一つ、お持ち帰りのチャーハンが一つ、以上で宜しいですか?」
「大丈夫です。」
「分かりました、水はセルフサービスとなっておりますので、ご注意下さい。」
店員さんは厨房に注文を伝えるため、厨房に向かっていった。
「じゃあ、水を持って来る。」
流石に何かを手伝いをした方がいいと考えたのだろう。
往人さんは、水を取りに行くために席を離れた。
(後は待つだけだ)
鷹達は、テレビを見て暇を潰すのだった。                         第十八話終わり

作者メッセージ

最後まで読んでくださり、有難うございます。
改善点や、ここがよかった等、感想お待ちしています。
(12/6 文章の一部を修正しました。)
(12/11 第十八話のタイトルを醤油ラーメン→ラーメン屋に変更しました。)

2024/12/06 20:06

草むしり大尉 ID:≫4pJjOS59qrbWI
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