「瀬川先生、今日さ美月君と登校してなかった？」
なんて、ドキドキすることを言う優太君。
とっても怖いよー。
「や、なんかさ。瀬川先生が出かけようとしてるのみえて、声かけようとしたら
　美月君がいて！そりゃあ気になっちゃうって！」
来た来た来た！
なんか漫画とかで同居し始めたらいきなりクラスメイトに見つかって学校中大騒ぎになるあれ！
でも、今回はそれの教師版だからなー！
焦る！焦りまくる！
「違うよ！雨宮君！美月君の家に行って親御さんと会ってたんだよ？
　泊まったとかじゃないよ！」
これでいけるか？いけないとやばい！
「…そうですか？いやー、よかったわ！これで同棲してたら妬いちゃうんだからな！美月君とお近づきになれるなんて羨ましいもん！」
あ、そっち？そうか、優太君もファンだもんね。
いや、可愛いとかあるじゃん。優太君！
「まあ、先生。大丈夫だよね！俺、瀬川先生のこと信じてるから！」
と言って去っていった優太君。
うわあー。約束しちゃった！
良心が痛むなーーーー！