「お疲れ様ー」
美月家の引っ越しの片づけも終わり、まどろみタイム。
今後についてみんなで討論を繰り広げていた。
「もし、この家に来てから僕たちの家が消えたとしたら、家が標的」
美月君の名推理、私と互角じゃない!?
いや言い過ぎた。美月君はまだまだだな。
「この家に来ても僕たちが謎のうずに吸い込まれたら、僕達が標的」
「僕たちで実験してるんですか？瀬川先生」
私面白いこと大好きだからね、美月君であそんでるんだよ。
「いや、私は美月家達を元の世界に戻したいだけだよ」
はあ、何回も言った気がするかど無言で疑いの目を向けるのやめて？
「・・・瀬川先生の件は置いておいて、まずは家事役割分担でしょ」
真帆ちゃんナイス！家事もやってくれるなんて、天使だああああ。
「瀬川先生とお母さんがメインで、私と碧は洗濯とか手伝うでいい？」
ずいぶん大雑把だし、任せっきりだけどいいと思う！
真帆ちゃんはいてくれるだけで！
「「「瀬川先生ー、厄介オタクだー、怖ーい」」」
みんな口をそろえて言わないでよお、
推しに言われるのが一番傷つくじゃんかあ。