推しの世界の不思議くんは転校生
「一緒に、住む?」
こういう反応になるのは予想済み。これからだ。
「私の家、狭いアパートですけど。一部屋空いているので」
「なるほど!じゃあ決定ー!」
あっさりしてるな。え?こんなにすぐ決まることは予想してないよ?
まあ、なにはともあれ、
「ドキドキ同居編!スタートだー!」
「・・・おー?」
ありがとう美月君。救われたよ。
美月家の引っ越しは後日にして、私はもう一つ寄るところがあった。
それは、
「やあやあ、莉央ちゃんお久しぶり。元気してた?」
といって話しかけてきたのは高校時代の親友、時川結依。
白色に髪を染めた、不思議な美人といった印象。
だけど実際には結構ノリがいい子。
「それで莉央ちゃん。相談って?」
格好つけてタバコを吸う結依に、思わず笑いそうになる。
路上に捨てないで欲しいけどな。
「青春(アオハル)ゲームの中から出てきた人がいるって言ったら、信じる?」
そう言うと、結依は持っていたタバコを路上に落として、目をまん丸にしていた。
こういう反応になるのは予想済み。これからだ。
「私の家、狭いアパートですけど。一部屋空いているので」
「なるほど!じゃあ決定ー!」
あっさりしてるな。え?こんなにすぐ決まることは予想してないよ?
まあ、なにはともあれ、
「ドキドキ同居編!スタートだー!」
「・・・おー?」
ありがとう美月君。救われたよ。
美月家の引っ越しは後日にして、私はもう一つ寄るところがあった。
それは、
「やあやあ、莉央ちゃんお久しぶり。元気してた?」
といって話しかけてきたのは高校時代の親友、時川結依。
白色に髪を染めた、不思議な美人といった印象。
だけど実際には結構ノリがいい子。
「それで莉央ちゃん。相談って?」
格好つけてタバコを吸う結依に、思わず笑いそうになる。
路上に捨てないで欲しいけどな。
「青春(アオハル)ゲームの中から出てきた人がいるって言ったら、信じる?」
そう言うと、結依は持っていたタバコを路上に落として、目をまん丸にしていた。