いつもと同じ平和な日々。
よく親からは昔に戦争のような戦いがあったと聞いているがそんなもの信じられないくらい平和だ。

そんな事を思いながらいつもと同じように外へ散歩しにいった。
気分転換的な感じで路地裏のような場所を散歩していた。
だがそこの近くで何やら揉め事が起こった時のような声が聞こえてきた。
気になったのでそちらへ行ってみるとそこには初めて見るような光景があった。

何やら不審者みたいな奴が二人で一人の少年を誘拐…とは思えないが拉致しようとしていた。
そこで考えるより先にこう発言していた。

「おいそこのお前ら、何があったかはしらねえが多分その少年を拉致しようとしているな！やめるなら今のうちだぜ！」

不審者A「なんだテメェ、喧嘩売ってんのか？」

不審者B「お、おいお前！もしかしてアイツって…」

何やら小声で会話している。
とその時会話が終わったのかは知らないが

不審者A「おいそこのお前！両手をあげてこっちへ来い！さもなくばこのガキを殺すぞ！」

「まだ気づいてないのかこのマヌケが！この少年なら今ここにいるぜ！そして何やら俺を殺したいみてえだな。やれるもんならやってみろ！」

不審者B「しっかりとこいつを殺すぞ！」

不審者A「ああ分かっている！しっかりと脳天を撃ち抜くぜ…」

「どうせ銃を使ってくると思ったがやはり使ってきたか」

不審者A「そこの壁に脳天ぶち撒きやがれエェェェェ！！」

「ならばこっちだって抵抗させてもらうぜ！」

そういいながらどこからかガトリングガンのような物を取り出した。
そして、それを乱射した。

不審者B「しょ、正気かこいつ！」

「勿論正気だ！正気じゃないのはいきなり銃打ってくるお前らの方だろ！」

不審者A「おい隠れるぞ！この壁に！」

そういい不審者は隠れた。

少年「助かりました…ありがとうございます」

「いや、まだだ。多分俺達を殺す策があるんだろう。だがこっちにだって策はある！」

少年「それはどんな…」

「いいか？しっかりとやれよ。では教えてやろうか…その手段を！」


不審者A「よし、行くぞ！…何？いない…まさか隠れてる…」


「よし、ここまでくれば大丈夫だろう。これぞいざという時に使える策、[下線]逃げる[/下線]だ」

少年「まさかこれで切り抜けられるなんて…そういえば貴方、名前は？」

「そうそう、名乗るのを忘れていたな。俺の名は翔妖だ」