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今回のおはなしは、めろんぱーかーを知らなくてもわかるようにメンバー個人個人の個性を比較的出さないようにするつもりです。
(ジャンルがファンタジー設定になっていますが、めっちゃ恋愛含まれてます)

キャラ崩壊が苦手な方はブラウザ🔙推奨致します。

夢主さま...16歳(夢主さまの名字は「聖花」)
なろ屋...17歳
サムライ翔...18歳
のっき...16歳
そらねこ...15歳
KAITO...16歳
kamome...18歳

この小説は夢小説です。
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二次創作
虐げられる日々を送っていたら、異世界で戦争を食い止める事になり帝王に鍾愛されました。

#11


side 無呂

「なろ屋さん、翔さん、わたしの順で彼に難題をぶつけていきましょう....!」
翔ちゃんが才能を証明させろだなんて事を言うから、○○は真面目に考えてくれたのだろう、そう言った。
そしてその○○の言葉に恐怖感を覚えたのか、彼は顔を少し青ざめてびくびくしながら口を開いた。
「ええ!?む、むりだよ.....!!難題って.....僕、仮にも孤児だよ..!?」
相当怯えているのか、彼の肩が若干揺れているのがわかる。
確かに.......そりゃあびっくりもするよね。知識を十分に蓄えることのできない環境下にいたんだから..
すると○○は、優しく彼の手をとった。

「大丈夫です...!貴方ならできます、絶対に.....!」
そう言って、○○はふわりと笑った。はあ、かわいい。
本当、この笑顔にこれからも耐えながら生きていかなければならないのか。寿命が20年は縮まりそうだ。
その笑顔を間近で見た彼は、まあ予想通りぼわわっと顔が赤くなっているのがわかる。
「......赤くなったり青くなったり、忙しい子やな。」
さっきまで無口だった翔ちゃんが、ふんわり微笑みながらそう言った。
あれ、意外とあの子のこと気に入らないわけじゃないのかな。めちゃめちゃ態度悪かったから........

「なろ屋さん.....!」
ふいに声をかけられて我に返る。呼ばれていた相手が○○だったことに、不覚にも胸がきゅんと高鳴った。
「ん?どうしたの。」
落ち着け僕...落ち着け僕......
だめだかわいすぎる。直視したら僕死ぬんじゃないかな、これ。
止めなければならないとはわかっているけれど、心臓はずうっとどくどくなっている。
意思は体に反するってこのことなんだね、うん..

「これ..彼に出題する難題です......!」

...............え?

side 氷空

「第一問は国語能力を試すテストです....!今からなろ屋さんの話す文に、おかしい点が1つあります。それを当ててくださいっ........!」
えっと.....名前わかんないや。このめっちゃくちゃかわいい子は、僕にそう言った。
国語能力?僕一応孤児だよ??文字の読み書きはできるとは言ったけど......さすがにこれは予想外だった。

「僕はなろ屋。君は、なんていうの?」
問題に入る前の挨拶でもしようとしているのだろうか。

えっと....なろ屋、さんはそう言って、僕の目を見つめてきた。
わあ....すっごくきれいな瞳してるなあ...........
ミントグリーンに白いハイライトが綺麗に映し出されていて、いくらだって見とれてしまう。

「.........そ、そら......氷空!僕は、氷空...!」
僕はそう言って、自分の服の裾をぎゅっと握った。
なろ屋さんは優しく笑って僕の手をぎゅっと握ってくれた。
「氷空!いい名前だね。じゃあー、早速テストといっちゃう?」
「ど、どんとかかってこいです....!!」
僕がそう言うと、なろ屋さんは「大きく出たね。」と言って吹き出した。
........僕、このテストに合格したらこの人の家臣になるってことだよね..
僕で、いいのかな.....もっと頭の良い人だってたくさんいるはずなのに.....

すると、なろ屋さんは話を始めた。
「僕は、『翔』という友達がいます。頼りになる、僕の大切な心友です。」
続きを聞こうとして、耳を傾けるけど何も聞こえない。
.................ん?
あれ、これもう終わって........
「終わったよ、修正点は?」
お、終わったの..?この一瞬で....?
だめだ、過去のことを悔やんでも仕方がない。考えろ僕。今の文章、何がおかしかった...?

______え?簡単すぎない?

「最初でしょ。一見普通の文章っぽいけど....『僕は』じゃなくて『僕には』なんじゃないかな.......あとこれは補足だけど、最後『心友』って言ってるんだから、最初も『心友がいます』って言った方がいいかも.....普通にわかりにくいし。」
うん、大丈夫。この程度の問題が数問出てくるくらいなら不合格になる事はないはず..
てか、合ってるのかなこの問題.....普通にわかりにくいしとか言っちゃったけど.....
あ、これ態度点も入ってたりするのかな。ならちゃんとしなきゃ。
そう思い、僕は顔を上に上げた。
そして目に映ったのは、驚いたような表情のなろ屋さんと翔さんだった。

「確かにこの問題は超絶サービス簡単問題やけど.......まさか俺らが気にしてなかった修正点を修正してくるなんて思わんかった..」
「ほんとそれ、僕も同意。なんか僕が詰められてる気分になったよ。」

「................え」
こ、これは正解ってことで、いいのかな......
そのことにほっと安堵していると、「お次はお次はー!」という威勢の良い声が聞こえてきた。
うっ.......2問目だ..

「2問目は、三角関数に関連する問題!はいこれ。」
青髪の人.....多分翔さん..かな。
翔さんに渡されたのは、2枚のプリント紙と鉛筆と消しゴムだった。
そしてそのプリントには、よくわからない単語が並べてある。
「これはついさっき、○○が考えた問題。難易度普通レベルとは本人は言ってるけど.....多分、そんな事ない。めちゃめちゃむずい。俺何書いてんのかさっぱりわからんかった。」
ぺちゃくちゃぺちゃくちゃどこかの国のなまりを使って話す翔さん。
「そんでもう1枚は、三角関数の主な事項についてまとめてあるっぽい。俺はよーわからんけど。」
その紙に目を通してみるけど、ぱっと見じゃ僕もよくはわからない。
「時間は無制限。そらくんが好きなタイミングで解いて、好きなタイミングで俺に答えを教えて。」

えっ.......と...
まあとりあえず、問題を解けばいいの、かな....?
よし、がんばるぞ..!気合をいれるため、僕はぱちぱちと頬を軽く叩いた。
大丈夫。僕ならできるから..

紙を表に返し、問題に目を通す。
『 −π 5 x 5 π とする。さらに x が cos x − cos 2x = 0 を満たすとき、sin x
√3 cos xのとりうる値の範囲を求めよ。』
...............うーん..これだけじゃよくわからないな..
そういえば翔さん、三角関数..だっけ。それに関する事項的なものをまとめた紙もあるっていってたな。

あっ..これかな。
『三角関数とは、平面三角法における、角の大きさと線分の長さの関係を記述する関数の族および、それらを拡張して得られる関数の総称の事。』
あー...なるほど。それ以外にも、いろいろな事項が記されてある。
とりあえず一旦三角関数についてはわかったから、それを応用すれば解けるかな。
僕はそう思い、根気よく鉛筆を握った。


____

「翔さーん!」
まずい、調子に乗って翔さんに名乗られる前に翔さんの名前を呼んでしまった。
どんな顔されるのかと心配になったけど、翔さんは笑って事を返してくれた。
「そらくん!?早くない!?てか俺の名前知っててくれてたんや..!!」
口角がぶわわっと上がる翔さんを見て、僕も自然と笑みがこぼれる。
「答え合わせー、答え合わせー🎶」
なぜかはわからないけど気分が良さそうな翔さんは、僕に「答えをどうぞー!」と言う。

[大文字]「うん、答えは−√3 5 2 sin X 5 2だよ!」[/大文字]

「「................え?」」
翔さんとなろ屋さんの声が重なったのがわかる。なぜかはわからないけどふたりともとんでもない形相をしていた。

「...........せ、正解......」
翔さんは震える声でそう言った。
や、やった....合ってたんだ。
−√2/3 5 sin X 5 1まで出さなきゃ答えが出せない問題だったから....なかなか難しかったと思う。

あれそういえば......
あの子がいないな..

作者メッセージ

三角関数の問題、「5」になってるところは5じゃないです、=の上に不等号みたいな記号がついてるやつですコピペしようとしたらこうなった((

2025/01/18 21:33

なろっこさっきー ID:≫ipB8eroXHA3fE
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