魔法少女は照らされたい/照らしたい
瑠璃「照ちゃん!!!」
メル「もうこの子は照じゃないメル。[太字]魔法少女テラル[/太字]になったメル。」
テラル?「大好き、みんな!みんな私が守る!」
テラル?「テラル・エクスプロージョン!」
ステッキを振って、大爆発を起こす。
人々はおびえて逃げ惑う。
そこにもう、余裕をもって貶すアンチはいない。
テラル「テラルリテラルリ、テラルリラ~!」
ドカーン!!
ビルが瓦解して崩れる。
瑠璃「テラル!!」
テラル「…だぁれ?あなた。」
瑠璃「アタシは…ルリラ!…裏切っちゃってごめんなさい!
…でも…貴女のことが大好きなルリラなの!!」
照ちゃんはこちらをじっと見つめて、口だけを動かす。
テラル「…[太字]もウ、いらなイよ、[/太字]」
テラル「[太字]魔法少女ハ、独りでイイ。[/太字]」
テラル「[太字]複数は、イらナい。[/太字]」
テラル「[太字]どンなアニメでもそうデしょう?
魔法少女はいツダって主人公とその仲間だケ。[/太字]」
テラル「[太字]仲間デモないお前なんか、イラナイの。[/太字]」
瑠璃「…でも!!!」
瑠璃「[太字]いつでも、魔法少女には…それを支える友達がいるでしょ?![/太字]」
瑠璃「魔法少女が大好きなテラルならわかるでしょ!?」
瑠璃「…[太字]アタシは、そこにもいちゃいけないのっ…!?[/太字]」
テラル「…」
メル「まだるっこしいメル。…テラル!みんなを守るため、世界を平和にするため!
[太字]もっとこの世界を、作り変えるメル~![/太字]」
瑠璃「照ちゃん!!だめ!!」
ガサ…
瑠璃「!?」
希海「…アッ…」
テラル「…だぁれ?」
希海「…[太字]あなたのファン、です[/太字]」
希海「[太字]マジカルガールの姿をずっと撮ってきて…
アンチを妬んだ、ただのファンですよ[/太字]」
瑠璃「希海ちゃん、危ないから逃げてっ…」
希海「逃げません。」
希海「言いたいことがあるんです」
希海「[太字]私は、あなたたちの絶望が好きだった。[/太字]」
瑠璃「!?」
希海「[太字]…あなたたちが二人、観衆の悪意に晒され。[/太字]」
希海「[太字]歪んだ正義を写したようなその顔が好きでした。[/太字]」
希海「…でも。」
希海「…[太字]それが好きなのは、美しくて、可憐で、力強くて…
折れない、芯の強さを感じる、二人が可愛くて…かっこよかったからです。[/太字]」
テラル「…それは今もソウでしょ…?」
希海「ああ…そうかもしれないですね」
希海「貴女の[太字]正義[/太字]や[太字]平和[/太字]のために、私を殺すならどうぞ。」
瑠璃「…希海ちゃん」
希海「でも…[太字]それが本当に正しいか、考えてみてください。[/太字]」
希海「…気持ち悪いファンの、最期の言葉です。…どうぞ。お命貴女に託します。」
そう言って希海ちゃんは、カメラを投げ捨てて両手を前に伸ばした____
グシャ
____刹那。彼女の首は、泣き別れになった。
瑠璃「…」
メル「なんだかめんどくさいやつメルね。よくやったメル!流石マジカルガール!」
テラル「…」
メル「…ハァ、あんなのに心を動かされたメルか?…仕方ないメルねえ。」
メル「[太字]影式、洗脳[/太字]」
メルが照ちゃんに触れたと思うと…黒が混ざったピンク色のオーラが、照ちゃんを包んだ。
テラル「…あ、れ…わたし、何を…」
メル「大丈夫メル。さあ、世界を作り変えるメル。」
テラル「…うん。」
メル「瑠璃。…見ただろうけど、今のはメルのチカラ。」
メル「大丈夫、テラルは今洗脳状態。メルの声は聞こえないメル。」
瑠璃「…やっぱり、お前が照ちゃんを壊したんだな?」
メル「…そうなっちゃうメルねえ。…仕方ないメル。」
瑠璃「何が仕方ないの!!…照ちゃんを守れなくて、何が正義よ!!」
メル「[太字]これも精霊や神様が、お前らを支配するためメルからねえ。[/太字]」
メル「もうこの子は照じゃないメル。[太字]魔法少女テラル[/太字]になったメル。」
テラル?「大好き、みんな!みんな私が守る!」
テラル?「テラル・エクスプロージョン!」
ステッキを振って、大爆発を起こす。
人々はおびえて逃げ惑う。
そこにもう、余裕をもって貶すアンチはいない。
テラル「テラルリテラルリ、テラルリラ~!」
ドカーン!!
ビルが瓦解して崩れる。
瑠璃「テラル!!」
テラル「…だぁれ?あなた。」
瑠璃「アタシは…ルリラ!…裏切っちゃってごめんなさい!
…でも…貴女のことが大好きなルリラなの!!」
照ちゃんはこちらをじっと見つめて、口だけを動かす。
テラル「…[太字]もウ、いらなイよ、[/太字]」
テラル「[太字]魔法少女ハ、独りでイイ。[/太字]」
テラル「[太字]複数は、イらナい。[/太字]」
テラル「[太字]どンなアニメでもそうデしょう?
魔法少女はいツダって主人公とその仲間だケ。[/太字]」
テラル「[太字]仲間デモないお前なんか、イラナイの。[/太字]」
瑠璃「…でも!!!」
瑠璃「[太字]いつでも、魔法少女には…それを支える友達がいるでしょ?![/太字]」
瑠璃「魔法少女が大好きなテラルならわかるでしょ!?」
瑠璃「…[太字]アタシは、そこにもいちゃいけないのっ…!?[/太字]」
テラル「…」
メル「まだるっこしいメル。…テラル!みんなを守るため、世界を平和にするため!
[太字]もっとこの世界を、作り変えるメル~![/太字]」
瑠璃「照ちゃん!!だめ!!」
ガサ…
瑠璃「!?」
希海「…アッ…」
テラル「…だぁれ?」
希海「…[太字]あなたのファン、です[/太字]」
希海「[太字]マジカルガールの姿をずっと撮ってきて…
アンチを妬んだ、ただのファンですよ[/太字]」
瑠璃「希海ちゃん、危ないから逃げてっ…」
希海「逃げません。」
希海「言いたいことがあるんです」
希海「[太字]私は、あなたたちの絶望が好きだった。[/太字]」
瑠璃「!?」
希海「[太字]…あなたたちが二人、観衆の悪意に晒され。[/太字]」
希海「[太字]歪んだ正義を写したようなその顔が好きでした。[/太字]」
希海「…でも。」
希海「…[太字]それが好きなのは、美しくて、可憐で、力強くて…
折れない、芯の強さを感じる、二人が可愛くて…かっこよかったからです。[/太字]」
テラル「…それは今もソウでしょ…?」
希海「ああ…そうかもしれないですね」
希海「貴女の[太字]正義[/太字]や[太字]平和[/太字]のために、私を殺すならどうぞ。」
瑠璃「…希海ちゃん」
希海「でも…[太字]それが本当に正しいか、考えてみてください。[/太字]」
希海「…気持ち悪いファンの、最期の言葉です。…どうぞ。お命貴女に託します。」
そう言って希海ちゃんは、カメラを投げ捨てて両手を前に伸ばした____
グシャ
____刹那。彼女の首は、泣き別れになった。
瑠璃「…」
メル「なんだかめんどくさいやつメルね。よくやったメル!流石マジカルガール!」
テラル「…」
メル「…ハァ、あんなのに心を動かされたメルか?…仕方ないメルねえ。」
メル「[太字]影式、洗脳[/太字]」
メルが照ちゃんに触れたと思うと…黒が混ざったピンク色のオーラが、照ちゃんを包んだ。
テラル「…あ、れ…わたし、何を…」
メル「大丈夫メル。さあ、世界を作り変えるメル。」
テラル「…うん。」
メル「瑠璃。…見ただろうけど、今のはメルのチカラ。」
メル「大丈夫、テラルは今洗脳状態。メルの声は聞こえないメル。」
瑠璃「…やっぱり、お前が照ちゃんを壊したんだな?」
メル「…そうなっちゃうメルねえ。…仕方ないメル。」
瑠璃「何が仕方ないの!!…照ちゃんを守れなくて、何が正義よ!!」
メル「[太字]これも精霊や神様が、お前らを支配するためメルからねえ。[/太字]」