魔法少女は照らされたい/照らしたい
ルリラ視点
ルリラ「…」
照ちゃん…前は、あんなに…あんなにもつらそうにしてたのに…
どうして、今日はそんなに笑顔になれたんだろう…
[太字]もしかして…誰かに、心を壊された…?[/太字]
許さない
あたし以外の人が照ちゃんの心に入るなんて…
許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない…
ルリラ「…照ちゃんの心を照らすのも、壊すのも…」
ルリラ「[太字]ぜぇんぶ、瑠璃だけの特権にするからね…♡[/太字]」
[水平線]
むかーしむかし、まだ人間がいなかったとき。
かみさまが現れて、地球をつくりました。
かみさまは天使と精霊をうみだして、地球にちからをやどしました。
かみさまがしばらく地球を開拓していると、
力の強さのあまり木々をなぎ倒してしまい、どうしても森の中が見れませんでした。
そこでかみさまはたくさんの動物をつくりました。
そして、最後に人間をつくりました。
ですが、かみさまは人間を作ってからというもの、
力がおとろえてしまい、やがてその姿は消えてしまいました。
人間が地球を開拓し、文明がうまれていったとき、
とある人間に、ふしぎなことが起こりました。
[太字]手から火が出るようになってしまったのです。[/太字]
そしてそのふしぎなことは、ほかの人間にも起こり、
やがてほとんどの人間が、ふしぎな力を使うようになりました。
水を生みだしたり、手で触らなくても本を読めたり、
中には自分をも傷つけてしまうような、つよい力もありました。
なんで力が使えるようになったか、人間たちはふしぎで仕方ありません。
とある国のえらいひとが、「これは精霊の力である。精霊が我々に力を授けてくれている。
精霊は、力の源であり、感謝すべき存在なのだ」
といいました。
しかし、論理や現実がだいすきだった当時の人間は、これをひていし、けなしました。
私たちは考えなければいけません。
[太字]私たちが普段使う火や水の力の源は、論理や行程で生まれる表面的なものなのでしょうか?[/太字]
[太字]本当は、その元の元は、精霊様の力ではないでしょうか?[/太字]
自由に意見を言える今の時代だからこそ、これをまた考える必要があります。
[水平線]
ルリラ「[小文字]なにそれ、意味わかんない…[/小文字]」
テラル「瑠璃ちゃん…これ面白いね!」
ルリラ「そうだね照ちゃん!精霊様がいるなんて、ロマンチック~!」
先生「はいそれでは、神様と精霊様について、少しみんなで話し合ってみましょうか。」
あたしたちは今、授業で「世界の生まれ」についてやっている。
でも、正直意味わかんない。
神様なんているわけないでしょ?
火は酸素があるから燃えるんだ、風は温度差があるから吹くんだ。
精霊なんて、いないんだよ。
翔馬「俺はいると思うよ。精霊」
ルリラ「ふーん。どうして?」
翔馬「どうして…か…うーん、やっぱり、会ったからかな…なんて」
ルリラ「なにそれ、絶対うそでしょ!」
翔馬「あはは…」
テラル「え~でも、もしいたら面白いよね!光も精霊様が付けてて、風も精霊様が吹かせてて…」
ルリラ「うーん…確かに、居たら面白いね」
テラル「でしょ~!?」
ああ、照ちゃんが笑ってる。
ずっと続けばいいのに。こんな時間が。
___ちゃらちゃら~っと退治して友情見せつけられるのキツイ。
ルリラ「…」
もし。[太字]この世界に魔法少女がいなかったら…[/太字]
あたしと照ちゃんは、ずっと幸せに、非難もされずに、笑えたのかな。
魔法なんて嘘だもの。
あたしは空気の波動を起こす能力で、照ちゃんは指定の空気を爆発させる能力。
魔法じゃない。これは生まれつき持った能力なだけ。
こんな嘘に、浸からず生きていけたら…どんなに心は軽かったかな。
でも、いいの。後悔はしてない。
あたしはどんな道でもいい、照ちゃんの望む道に行く。
それがどれだけ辛くても、どこまでも一緒に歩くんだ。
じゃなきゃ…あたしは幸せになれない。
ルリラ「…」
照ちゃん…前は、あんなに…あんなにもつらそうにしてたのに…
どうして、今日はそんなに笑顔になれたんだろう…
[太字]もしかして…誰かに、心を壊された…?[/太字]
許さない
あたし以外の人が照ちゃんの心に入るなんて…
許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない…
ルリラ「…照ちゃんの心を照らすのも、壊すのも…」
ルリラ「[太字]ぜぇんぶ、瑠璃だけの特権にするからね…♡[/太字]」
[水平線]
むかーしむかし、まだ人間がいなかったとき。
かみさまが現れて、地球をつくりました。
かみさまは天使と精霊をうみだして、地球にちからをやどしました。
かみさまがしばらく地球を開拓していると、
力の強さのあまり木々をなぎ倒してしまい、どうしても森の中が見れませんでした。
そこでかみさまはたくさんの動物をつくりました。
そして、最後に人間をつくりました。
ですが、かみさまは人間を作ってからというもの、
力がおとろえてしまい、やがてその姿は消えてしまいました。
人間が地球を開拓し、文明がうまれていったとき、
とある人間に、ふしぎなことが起こりました。
[太字]手から火が出るようになってしまったのです。[/太字]
そしてそのふしぎなことは、ほかの人間にも起こり、
やがてほとんどの人間が、ふしぎな力を使うようになりました。
水を生みだしたり、手で触らなくても本を読めたり、
中には自分をも傷つけてしまうような、つよい力もありました。
なんで力が使えるようになったか、人間たちはふしぎで仕方ありません。
とある国のえらいひとが、「これは精霊の力である。精霊が我々に力を授けてくれている。
精霊は、力の源であり、感謝すべき存在なのだ」
といいました。
しかし、論理や現実がだいすきだった当時の人間は、これをひていし、けなしました。
私たちは考えなければいけません。
[太字]私たちが普段使う火や水の力の源は、論理や行程で生まれる表面的なものなのでしょうか?[/太字]
[太字]本当は、その元の元は、精霊様の力ではないでしょうか?[/太字]
自由に意見を言える今の時代だからこそ、これをまた考える必要があります。
[水平線]
ルリラ「[小文字]なにそれ、意味わかんない…[/小文字]」
テラル「瑠璃ちゃん…これ面白いね!」
ルリラ「そうだね照ちゃん!精霊様がいるなんて、ロマンチック~!」
先生「はいそれでは、神様と精霊様について、少しみんなで話し合ってみましょうか。」
あたしたちは今、授業で「世界の生まれ」についてやっている。
でも、正直意味わかんない。
神様なんているわけないでしょ?
火は酸素があるから燃えるんだ、風は温度差があるから吹くんだ。
精霊なんて、いないんだよ。
翔馬「俺はいると思うよ。精霊」
ルリラ「ふーん。どうして?」
翔馬「どうして…か…うーん、やっぱり、会ったからかな…なんて」
ルリラ「なにそれ、絶対うそでしょ!」
翔馬「あはは…」
テラル「え~でも、もしいたら面白いよね!光も精霊様が付けてて、風も精霊様が吹かせてて…」
ルリラ「うーん…確かに、居たら面白いね」
テラル「でしょ~!?」
ああ、照ちゃんが笑ってる。
ずっと続けばいいのに。こんな時間が。
___ちゃらちゃら~っと退治して友情見せつけられるのキツイ。
ルリラ「…」
もし。[太字]この世界に魔法少女がいなかったら…[/太字]
あたしと照ちゃんは、ずっと幸せに、非難もされずに、笑えたのかな。
魔法なんて嘘だもの。
あたしは空気の波動を起こす能力で、照ちゃんは指定の空気を爆発させる能力。
魔法じゃない。これは生まれつき持った能力なだけ。
こんな嘘に、浸からず生きていけたら…どんなに心は軽かったかな。
でも、いいの。後悔はしてない。
あたしはどんな道でもいい、照ちゃんの望む道に行く。
それがどれだけ辛くても、どこまでも一緒に歩くんだ。
じゃなきゃ…あたしは幸せになれない。
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