魔法少女は照らされたい/照らしたい
「よくやったメル!さすが、選ばれし魔法少女メル~!!」
ルリラ「ありがとう、メル。…今回は強敵だったわ」
テラル「私とルリラが二人手を取れば、怖いものなんてないよ!!」
メル、と呼ばれたその生物は、もこもこしていて羊のようだった。
メル「さぁ、明日も怪物は現れるかもしれないメルよ!今日は帰って休むメル!」
ルリラ「うん!一緒に帰ろ!テラル!」
テラル「…あ、ちょっと私、メルに相談事があるから…先、帰ってて!」
ルリラ「え…う、うん」
メル「相談事ってなにメル?」
テラル「…メルぅ!!」
メル「わっ、ちょ!メルはテラルをぎゅってできるほど大きくないメルよ~!?」
テラル「あのね、あのね…。私たちのこと、ひどく言う人がいるの!!
不愉快って!自己満って……!もう、辛いよ…」
メル「…だいじょうぶメル。」
メル「テラルは頑張ってるメル。そんなこと言う人だって、言いたいだけメル。
自分が怪物をどうしようもできないからって、適当に当たり散らかしてるだけメルよ」
テラル「…そう、なの?」
メル「そうメル!それに、そんな人がいるなら、なおさらもっと頑張って認めさせるメル!!そうすれば、嫌なこと言ってくる人なんていなくなるメル!」
テラル「そうか…そうだよね!ありがとう、メル!…ああ、やっぱり、メルに相談すると、なんでもできるような気がする!」
メル「それならよかったメル!魔法少女が悲しんでると、メルも元気がなくなるメル…」
テラル「あは、そうだよね!…うん。私、落ち込むのやめる!
もっともっと頑張るからね!…じゃあまた明日!」
メル「またあした、メル~!」
テラル「お母さんただいま」
明るいけど暗い、廊下を歩きながら言う。
テラル母「ちょっと照!」
テラル「なぁに?」
テラル母「見なさいよ…これ…また、あなたと瑠璃ちゃんのこと書いてあるわよ…?」
そう言って示されたのはネットニュース。
【賛否両論?】謎の魔法少女テラルとルリラ
最近、○○区の辺りに謎の魔法少女がいるという噂が流れている。
その魔法少女は、能力が暴走した「怪物」を捕まえて、暴走を解除させるなどの行為をしているそうだ。
果たしてこれは正義なのか?
警察官である○○さんに聞いたところ
「今のところはグレーゾーンですね。所謂「自警団」なので、
見つけ次第注意喚起、ぐらいしか処置できません。
ただ周りの市民に迷惑が掛かるようであれば、法的処置も視野に入れていく必要があるでしょう」
とのことだった。 著者 ○○新聞
テラル「…」
テラル母「あなたのその[太字]魔法少女ごっこ[/太字]が、どれだけ世間様に迷惑をかけてると思ってるの…!?
いい加減やめなさい!もう中学生でしょう!?
周りにだって、魔法少女が好きって言う子、もういないでしょ…!!」
テラル「……」
テラル「どうして?」
テラル「いないから、なんで?世界が騒ぐから、なんで?」
テラル「テラルは魔法少女なんだよ。妖精さんに選ばれた魔法少女だよ。」
テラル「[太字]他の子が魔法少女じゃないのは、あたりまえでしょ?[/太字]」
テラル「世界が騒いでも、魔法少女は怪物と戦い続けなきゃいけないの」
テラル母「…」
テラル母「[小文字]…あぁ、この子は…もう…だめなのね…?[/小文字]」
ルリラ「ありがとう、メル。…今回は強敵だったわ」
テラル「私とルリラが二人手を取れば、怖いものなんてないよ!!」
メル、と呼ばれたその生物は、もこもこしていて羊のようだった。
メル「さぁ、明日も怪物は現れるかもしれないメルよ!今日は帰って休むメル!」
ルリラ「うん!一緒に帰ろ!テラル!」
テラル「…あ、ちょっと私、メルに相談事があるから…先、帰ってて!」
ルリラ「え…う、うん」
メル「相談事ってなにメル?」
テラル「…メルぅ!!」
メル「わっ、ちょ!メルはテラルをぎゅってできるほど大きくないメルよ~!?」
テラル「あのね、あのね…。私たちのこと、ひどく言う人がいるの!!
不愉快って!自己満って……!もう、辛いよ…」
メル「…だいじょうぶメル。」
メル「テラルは頑張ってるメル。そんなこと言う人だって、言いたいだけメル。
自分が怪物をどうしようもできないからって、適当に当たり散らかしてるだけメルよ」
テラル「…そう、なの?」
メル「そうメル!それに、そんな人がいるなら、なおさらもっと頑張って認めさせるメル!!そうすれば、嫌なこと言ってくる人なんていなくなるメル!」
テラル「そうか…そうだよね!ありがとう、メル!…ああ、やっぱり、メルに相談すると、なんでもできるような気がする!」
メル「それならよかったメル!魔法少女が悲しんでると、メルも元気がなくなるメル…」
テラル「あは、そうだよね!…うん。私、落ち込むのやめる!
もっともっと頑張るからね!…じゃあまた明日!」
メル「またあした、メル~!」
テラル「お母さんただいま」
明るいけど暗い、廊下を歩きながら言う。
テラル母「ちょっと照!」
テラル「なぁに?」
テラル母「見なさいよ…これ…また、あなたと瑠璃ちゃんのこと書いてあるわよ…?」
そう言って示されたのはネットニュース。
【賛否両論?】謎の魔法少女テラルとルリラ
最近、○○区の辺りに謎の魔法少女がいるという噂が流れている。
その魔法少女は、能力が暴走した「怪物」を捕まえて、暴走を解除させるなどの行為をしているそうだ。
果たしてこれは正義なのか?
警察官である○○さんに聞いたところ
「今のところはグレーゾーンですね。所謂「自警団」なので、
見つけ次第注意喚起、ぐらいしか処置できません。
ただ周りの市民に迷惑が掛かるようであれば、法的処置も視野に入れていく必要があるでしょう」
とのことだった。 著者 ○○新聞
テラル「…」
テラル母「あなたのその[太字]魔法少女ごっこ[/太字]が、どれだけ世間様に迷惑をかけてると思ってるの…!?
いい加減やめなさい!もう中学生でしょう!?
周りにだって、魔法少女が好きって言う子、もういないでしょ…!!」
テラル「……」
テラル「どうして?」
テラル「いないから、なんで?世界が騒ぐから、なんで?」
テラル「テラルは魔法少女なんだよ。妖精さんに選ばれた魔法少女だよ。」
テラル「[太字]他の子が魔法少女じゃないのは、あたりまえでしょ?[/太字]」
テラル「世界が騒いでも、魔法少女は怪物と戦い続けなきゃいけないの」
テラル母「…」
テラル母「[小文字]…あぁ、この子は…もう…だめなのね…?[/小文字]」
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