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魔法少女は照らされたい/照らしたい

#11

あなたのこころのなか

あたたかくてさむい。

あかるくてくらい。

そんな景色がずっと広がっている。

瑠璃「アタシ…どうなってるの?」

少し進むと、赤黒い大きな繭があった。

瑠璃「何これ…!?」

どうにかしようにも、家から何も持ってこなかったからどうにもできない。

手を触れてみる。やっぱり、あたたかくて、冷たい。

すると。

____ルリラ?

瑠璃「!?照ちゃん!」

耳に聞こえたわけじゃない。頭の中に直接、流れ込んでくる。

瑠璃「大丈夫、安心して!アタシが今から助けてあげ…」

_____助けるって、どうして?

瑠璃「…えっと、今、照ちゃんはメルに悪く洗脳されてるんだよ!
だからその洗脳を解いてあげる!」

_____洗脳なんて、されてない。これは魔法少女テラルの意志だよ。
瑠璃「違う、違うの!メルがね、照ちゃんを…」

_____…一つ聞いてもいい?
瑠璃「…何?」

_____[太字]魔法少女ってなんなのかな。[/太字]

瑠璃「…」

_____前までは、世界を守るかわいいヒーロー、それが魔法少女だと思ってた。

_____でも私、魔法少女として過ごすたび、
本当は魔法少女をどう思ってたのかわからなくなったの。

瑠璃「照ちゃん…」

瑠璃「瑠璃はね。」

瑠璃「魔法少女っていうのは、魔法でみんなを救う女の子だと思う。」

瑠璃「でも、それと同じで…」

瑠璃「[太字]みんなから好かれるけど、嫌われる。
だれかに支えられないと立てないヒーロー…それがきっと魔法少女なの。[/太字]」

瑠璃「でも、それでいいの。」

瑠璃「弱くていいの。支えられながらでもいいの。…いつか、辞めてもいいの。」

瑠璃「[太字]完璧な[漢字]魔法少女[/漢字][ふりがな]ヒーロー[/ふりがな]なんて、どこにもいないからね。[/太字]」

アタシもそう。照ちゃんもそう。

アタシは照ちゃんを傷つけた。…照ちゃんは今間違った正義を語って街を壊した。

[太字]ふたりとも間違ったんだよ。[/太字]

瑠璃「[小文字]…でも、それでいい。[/小文字]」

____ねえ、ルリラ。

____[太字]私まだ、魔法少女でいられるかな?[/太字]

瑠璃「…」

瑠璃「うん、もちろんだよ。」

作者メッセージ

ウァアァァ(((

2024/12/25 19:55

おとうふ ID:≫rpvJPv02lqkiQ
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