- 閲覧前にご確認ください -

病み&自殺要素あり

文字サイズ変更

【活動六か月記念参加型】意識回復救援隊 ※まだまだ募集中

#4

事務所


[水平線]

「あ゛ぁぁぁぁぁぁぁ!!!!つ゛っかれたぁ〜〜〜!!!!」
とあるテナントビルの一室。

ソファーにだらっと腰掛け、伸びをする彼女は[漢字]風波[/漢字][ふりがな]かざなみ[/ふりがな]サアキ。
サアキ「やっと1人回復だよほんと〜」
「あ〜あ〜」と言いながら黄色の瞳を疲れたように伏せ、髪が乱れるのも構わず横になる。

ガタガタッ
ドアの方から音がしたと思うと、そこには赤色のショートカットの男性が立っていた。

「ふぅ〜…って帰ってたの、サアキ。」
茶色の目に十字架型の瞳孔が特徴的な彼は、[漢字]鬼宮[/漢字][ふりがな]きみや[/ふりがな]ラノ。

サアキ「おかえり〜、また逃げたの?パイン。」
ラノ「うん。今回は探すの大変だったよ〜」

側から見れば意味不明な会話だが、『パイン』とはラノが飼っている猫である。
くぁあ、と退屈そうに欠伸する姿を見ていると、本当に元野良猫か疑ってしまう。

サアキ「全く…普段はこんなに呑気なくせに…」
ラノ「パインの外出癖はなんとかしたいと思ってるよ…一応番猫だし。」

そんなパインに呆れながらも、ゆるりと時間は過ぎていく。


ガタガタッ…ガタッ

今度こそ壊れるんじゃないかと心配になる音を立てて、ドアからひょっこり顔を出したのは黒髪赤メッシュの女性だ。

ラノ「アモ、ドアの開け閉め気を付けて!」
「あ…ごめんごめん!」

ラノに注意されてドアの調子を見る彼女は[漢字]弛夢琳[/漢字][ふりがな]たゆり[/ふりがな]アモ。170cmと女性にしては長身だ。

アモ「あれ?ラルは?」
サアキ「書斎で本読んでる〜呼んでこようか?」
キョロキョロと周りを見渡すアモに、サアキは起き上がり髪を結う。

アモ「まぁ、いいや。これ重要だから聞いて!ほら、ラノも」
猫を愛でていたラノが「ん?」といった様子でアモの方を向く。
アモ「まぁ、そのまま言うと…『本部に今すぐ集合☆情報屋の子も来てね!』…だってよ」

サアキ「…仕事終わったばっかなんだけど」
ラノ「…僕は一時間かけてパインを探してたんだけど」

アモ「……レッツゴ〜!ラル呼んできて〜!ボクは先に言ってるよ〜!」
アハハ、と誤魔化すように笑ったアモは、ダッシュでビルを出て行った。

[水平線]

作者メッセージ

最初っから情報量多い謎回です。

2024/12/08 14:16

すい ID:≫9pzU0bZ.dRYFw
続きを執筆
小説を編集
パスワードをおぼえている場合は、ご自分で小説を削除してください。【削除方法

小説削除依頼フォーム

お名前 ※必須
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
削除の理由 ※必須

パスワードについて

ご自分で投稿した小説ですか? ※必須

この小説は、あなたが投稿した小説で間違いありませんか?

削除後に復旧はできません※必須

削除したあとに復旧はできません。クレームも受け付けません。

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL
/ 6

コメント
[43]

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL