文字サイズ変更

この世界は何かが変である。

#1

前書き&記念すべき第1話 この世界とは

ボクの名前は姫川怜(ひめかわ れい)一様間違える奴がいるんで、男子である...。

そう。君(本作ではこの小説を読んでくださる方のことを『君』と呼ぶ)も聞いたかもしれない。
[太字]この世界は、何かが変である...。[/太字]

まぁ簡単にボクの自己紹介をしていこうか。ボクは中3、水光中学の3−d組で、この世の鍵を握る子、そう、『鍵子』である。今後のボクの行動によって君たち80億人の命は危ういかもしれないんだ...。

この世界にはルールがある。ざっくり言うと...此処には80のグループがありそれぞれ1つのグループにはこの世の1億人が一括りになっている。グループはパラレルワールド的な感じになっていて、ボクは1つずつ60分間その世界に居られるんだ。でもこの世界には致命的な欠点がある。

一つのグループの世界につき、何かしら一つだけ変なところがあるんだよ。

ボクはその変なところがわかれば...何事もなく終わって、変なところがわかったグループ同士はくっつけられていく、そうやって元通りの80億人が共存する地球に戻す。
例えば、今1グループ助けたとして、もともと5グループの世界を助けてたとしたら、地球の人口は5億人だけになる。あとの75億人はもう戻ってこない。家族や友達も...。
問題はココからなんだ。60分間で変なところを言うのは3回まで。3回以上言って当たらなかったか、60分以内におかしなところを見つけられなかった場合はその1億人は消滅して、ボクにもペナルティーがあるらしい。
このことを教えてくれたのは...そうリトっていう謎の生物。
朝起きたら隣にいて急にこのルール話し始めた。
見た目は...天使の輪っかが浮かんでてふわふわ〜って宙に浮いてる。
性格は...ちょっと気に食わないとこはある〜リトに会ってみればわかるんじゃないかな?生意気っていうか何ていうかちょっと気に食わないw

リト「リトだよぉ〜おい怜(ボク)!お前ルール説明下手すぎだろぉ〜やっばぁ〜語彙力なくなぁい?」
怜 「くっっっ...なんだよてめえ舐めた口聞くんじゃねえよ...」
リト「ゑ〜?なにさぁ、鍵子さぁん! あっ君さ、馬鹿っぽいから教えたげるぅ〜鍵子っていうのはねぇこの世が助かるかがかかってる小学生〜大学生までのことを言うんだよぉ〜」
怜 「それは...さっき説明したっ!」
リト「もぉ〜念の為だぁってぇ!そんなこともわかんないんだぁ怜くゆぅ」
怜 「く...くゆ!?なんか何となくはずいこと言うなよ///」
リト「照れてんの意外とかわいいじゃん〜」
怜 「は、はぁ?///」
リト「じゃあキリもいいし1グループ...助けよっか?」
怜 「まだそんな覚悟...できてないよっ...。ボクに1億人を助ける能力なんて...。」
リト「残念ながら作者さんの1作品目とは違ってぇ、主人公さんが初っ端から異能力とか使えるわけじゃありましぇん〜残念だったねぇ〜」
怜 「くそ...ちょっとお前うざいぞ...ふわふわ天使のくせに...見た目と性格釣り合ってねえんだよ」
リト「天使への偏見多すぎて草ぁ」
怜 「んんんn...。」
リト「じゃあ連れてくかぁ [漢字]瞬間移動[/漢字][ふりがな]ワープ[/ふりがな]!」
怜 「まだボクは心の準備が...それにお前は異能力使えるのかよ...。理不尽。」
リト「行っくよぉ(・〜・)☆」
怜 「ぎゃああああああ、、、目回る!やばい!目が回る!なにこれ、うわぁああああああああああああ」
リト「そうそう。慣れないうちはちょっと酔うんだよねぇ」
怜 「先に言って??????」
リト「ふぅ。着いたよぉ!」
怜 「此処が...1グループ目の世界?なんだか...あんまり元いた地球と変わらないような...」
リト「そう!パラレルワールドは人口とか今から60分間の間に探す『変なところ』以外はだいたい同じなんだぁ!」
怜 「へ、へぇ...」
リト「じゃあ、頑張ってねぇ〜異変が見つかったらリト様に伝えてくれなぁ〜」
怜 「え、待ってボクの他にリトも異変を探してくれるんじゃないの?」
リト「え?そんなこと言ってないしぃ?鍵子じゃないしぃ?」
怜 「え?マジ無理マジ無理!」
リト「怜くん。リト様は怜くんの肩の上で浮遊してついて行ってあげるから!」
怜 「ちょ!ママみたいな感じやめて!恥ずかしい!」
リト「怜くんはやっぱりかわいいところあるなぁ」
怜 「そんなとこないし?」
リト「ねぇねぇそうこうしてるうちにさ、5分も経ってるよ?」
怜 「もう60分間開始してんの!?」
リト「はぁ...一回目特別限定サービスで...5分追加してやりますかぁ...。これも全部怜くんが不甲斐ないから...天界の神様になんと伝えれば良いのやらぁ。」
怜 「ごめん...」
リト「謝ることはないよぉ〜!リト様にも非はほぉぉぉんの少しだけあるからぁ」
怜 「ううう...大部分はボクかぁ...。」
リト「はぁいっ!手続完了!特特特大サービスで8分あげまぁす!」
怜 「ありがとう!」
リト「ククッ!それくらい良いよぉ!それよりも早くみんなを助けなよ!」
怜 「うんっ」

とは答えたものの...何から探せば良いのやら。
【次回】1グループ目の命運

このボタンは廃止予定です

作者メッセージ

ろり病みの『残り99名!?のぽっぷな...本(?)』に続き2作目です!
何話か進んだら参加型にするかもしれないです!
よろしくお願いします!

2024/11/10 12:26

ろり病み ID:≫1twJnxLLHxnQU
続きを執筆
小説を編集
/ 1

コメント
[1]

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL