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生きるまでにしたい100のこと

#7

夏祭り

ー遊園地の帰りー
「明日夏祭りあるんだって!行こうよっ」
「あぁ」
「犀さん、花火初めて?」
「まぁな」
(ちょっと楽しみ…)

「犀さん、見て見て~っっ!!」
吉良が、浴衣姿でリビングに来た。
「それどうしたんだ?」
「昨日買ったんだ~♪犀さんの甚平もあるよ?」
「…どれ?」
「えっ、着るの!?断られる前提で買ったのに」
「もったいないだろ、着るの。今回切りだし。」
俺も甚平を着て、夏祭りに向かう。
「どれ食べる?どれ食べる?唐揚げ?それとも唐揚げ?」
「はいはい、唐揚げな」
「わーいっ!!!!!」
結果、吉良に唐揚げを餌付けしてるみたいになった。
「俺、あれ食ってみたい。」
「私、リストにもあるよ!」
[太字]・リンゴ飴を1人で全部食べたい![/太字]
「小さいとき、お母さんに1人では食べれないでしょって言われて、ずっとイチゴ飴だったんだよねぇ…」
「確かに、子供にはでけぇな」
2つ買って、ベンチで食べた。
「ん~っ!!!おいひいぃ…」
吉良は、ほっぺがとろけてる。
「これ食べにくいな。飴がかてぇ」
「確かに。ねぇ、私たち舌真っ赤じゃない?」
舌を出して、写真を撮る。
「良い写真!!」
吉良は、その写真を[太字]〔思い出フォルダ〕[/太字]に入れる。
(めっちゃ入ってんじゃん…)
「そのフォルダ、他になに入ってんだ?」
「えっとねぇ~」
吉良がフォルダを開くと、昨日の遊園地の写真。
「あぁ?ンだこれ」
見つけたのは…
「これ?これは[太字]犀さんの寝顔☆[/太字]」
「盗撮じゃねぇか!!!」
「だって面白かったんだもん。動画もあるよ~?」

[太字]「ん~……吉良、それは入れるなぁ…それ毒入って…るからぁ」[/太字]
「俺どんな夢見てんだよ」
たぶん、吉良が料理に毒ある食いもん入れてる夢だろうな。
「思い出も大事じゃん。いっぱいつくってから、生まれ変わるんだから!」
「お前、怖くないのか?」
「なにが?」
「いや、もう96日で終わるんだぞ?」
「怖くないね!今を楽しむのが優先じゃん?」
「聞いた俺がバカだったな」
「はぁ!?うるっさいなぁっ」
「あ、花火始まった」
「話聞け!」
[太字]ドンっ ヒューっ ぱぁんっ[/太字]
「きれぇ~…」
「すげぇな…」
吉良は、見とれながら写真を撮る。
「あっ、今星形の花火あった!!」
「さっきの文字だったぞ!」
初めての浴衣、リンゴ飴、花火
(楽しかった…)
俺も撮った花火と、唐揚げを食ってる吉良の写真をフォルダに入れた。

[太字]残り 96日 89個[/太字]
[太字]・夏祭りに行きたい!
・浴衣を着たい!
・花火を見たい!
・リンゴ飴を食べたい![/太字]

このボタンは廃止予定です

作者メッセージ

季節感はガン無視してくださいね☆
急に春になったりします!

2024/11/23 12:23

みこと ID:≫kpJo3MY4lNspo
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