生きるまでにしたい100のこと
「やめて」
吉良は、顔をそむけて、消えそうな声でそう言う。
(こんな顔、初めて見た…)
[太字]「じゃあ、言わない。吉良、どうする?」[/太字]
「えっ…どうする、って……?」
「あと、94日。まだできてないことあるだろ?それをするのと…」
[太字]「生きる」[/太字]
「いや…契約したじゃんっ!100日って…2人でサイン書いたし…無理でしょ。てゆーか、私もう死んでるってば」
「そうだな?でも、なんか方法あんだろ。」
「はぁ…?なんか、犀さん今日おかしいよ。何言ってんのか分かんない…」
「…俺、お前のこと嫌いだった。だって、お前のせいで女湯とか女子トイレとか…色々めんどかったし。」
[太字]「それはゴメン…w」[/太字]
「けど、まぁたった6日だけど…意外と楽しい。これが、あと94日しかないって思いたくない。だから、2人で生きる方法を探す。」
「…めちゃくちゃ。…ま、言ったからには責任取ってよ~?」
こうして、吉良の願いを叶える94日から、生きる方法を探す94日間に変わった。
「ねぇ、犀さん…?本当に行くの……?」
あれから、1週間が過ぎた。
計画を練って、ついにその時。
俺たちは今、神のいる部屋の前にいる。
「ねぇ、神様に直談判って…つよすぎ。流石に無理でしょ」
「いける。」
(あのクソ神ならワンチャン…)
「失礼しま…」
「あれ!?犀、と永守吉良…ど、どうしたぁ~?」
焦りまくりの神様は、後ろに何か隠した。
(どーせ…)
神様が隠したのは、ポテチだ。
「神様、今日もダラダラしてるんですか。仕事は?この前締切ギリギリで手伝わされたの覚えてますからね…」
「今からやろうと…っていうか!!急にどうしたんだい?2人そろって…[小文字]しかもリンクコーデで…[/小文字]」
「直談判しに来ました。」
「…なんのだい?」
俺の真剣さに気付いて、神様も声色を変える。
「…神様っ!前の契約無くして…私を完全に生き返らせてくださいっ!!」
「…お前……」
[太字]「恥を捨てろ!スライディング土下座☆」[/太字]
(緊張感ねぇな…)
「私、数日犀さんと過ごして、願いを何個か叶えてもらって、思いました。
もっと生きたいんです!だから…!!」
[太字]「…それは、いくら何でもダメでしょ…」[/太字]
扉を開けて入ってきたのは…
「[漢字]翠[/漢字][ふりがな]すい[/ふりがな]…」
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吉良は、顔をそむけて、消えそうな声でそう言う。
(こんな顔、初めて見た…)
[太字]「じゃあ、言わない。吉良、どうする?」[/太字]
「えっ…どうする、って……?」
「あと、94日。まだできてないことあるだろ?それをするのと…」
[太字]「生きる」[/太字]
「いや…契約したじゃんっ!100日って…2人でサイン書いたし…無理でしょ。てゆーか、私もう死んでるってば」
「そうだな?でも、なんか方法あんだろ。」
「はぁ…?なんか、犀さん今日おかしいよ。何言ってんのか分かんない…」
「…俺、お前のこと嫌いだった。だって、お前のせいで女湯とか女子トイレとか…色々めんどかったし。」
[太字]「それはゴメン…w」[/太字]
「けど、まぁたった6日だけど…意外と楽しい。これが、あと94日しかないって思いたくない。だから、2人で生きる方法を探す。」
「…めちゃくちゃ。…ま、言ったからには責任取ってよ~?」
こうして、吉良の願いを叶える94日から、生きる方法を探す94日間に変わった。
「ねぇ、犀さん…?本当に行くの……?」
あれから、1週間が過ぎた。
計画を練って、ついにその時。
俺たちは今、神のいる部屋の前にいる。
「ねぇ、神様に直談判って…つよすぎ。流石に無理でしょ」
「いける。」
(あのクソ神ならワンチャン…)
「失礼しま…」
「あれ!?犀、と永守吉良…ど、どうしたぁ~?」
焦りまくりの神様は、後ろに何か隠した。
(どーせ…)
神様が隠したのは、ポテチだ。
「神様、今日もダラダラしてるんですか。仕事は?この前締切ギリギリで手伝わされたの覚えてますからね…」
「今からやろうと…っていうか!!急にどうしたんだい?2人そろって…[小文字]しかもリンクコーデで…[/小文字]」
「直談判しに来ました。」
「…なんのだい?」
俺の真剣さに気付いて、神様も声色を変える。
「…神様っ!前の契約無くして…私を完全に生き返らせてくださいっ!!」
「…お前……」
[太字]「恥を捨てろ!スライディング土下座☆」[/太字]
(緊張感ねぇな…)
「私、数日犀さんと過ごして、願いを何個か叶えてもらって、思いました。
もっと生きたいんです!だから…!!」
[太字]「…それは、いくら何でもダメでしょ…」[/太字]
扉を開けて入ってきたのは…
「[漢字]翠[/漢字][ふりがな]すい[/ふりがな]…」
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