陰キャに恋はわからない
昼休み。俺のお母さんは今日忙しく、お弁当が作れなかったため、コンビニでなんか買ってきなと言われた。 と、いうことをカバンにお弁当がないことに気がついて思い出した。
(コンビニまで行くの面倒くせぇ...そういえばコンビニ弁当とか食べたことないかも...)
と思いながら、廊下を歩き出すと、
「ねぇ!」
と誰かの女子に呼び止められた。この明るい声は、きっと明だろう。
「なに?」
と振り返ると、そこにはお弁当箱をなぜか2つ持った明がいた。
「影道くんのためにお弁当作ってきたの!一緒に屋上いって食べよ!」
(ナイス!!!!)
多分今までで初めて明に心から感謝した。
「ん。分かった。」
「え゙っ、ほ、本当!?じ、じゃあ早く行こ!」
かなり動揺してるな...俺には理由が分からない。
--------------------------
ぱかっ
とお弁当箱をあけると、
卵焼きにミートボール、ポテトサラダに俺の好物のしょうが焼きまで...全部輝いて見える。明って意外と料理うまかったんだな...
「すご。美味しそう」
「で、でしょ?はい、あーん」
卵焼きを口に入れようとしてくる。食べる。
「どう?」
「おいひい」
「やったあ!これからも毎日お弁当作ってくるね!!」
「ありがとう」
おかげで、これから毎日昼休みが楽しみになったと、どこまでも続く青い空を見上げながらそう思った。
(コンビニまで行くの面倒くせぇ...そういえばコンビニ弁当とか食べたことないかも...)
と思いながら、廊下を歩き出すと、
「ねぇ!」
と誰かの女子に呼び止められた。この明るい声は、きっと明だろう。
「なに?」
と振り返ると、そこにはお弁当箱をなぜか2つ持った明がいた。
「影道くんのためにお弁当作ってきたの!一緒に屋上いって食べよ!」
(ナイス!!!!)
多分今までで初めて明に心から感謝した。
「ん。分かった。」
「え゙っ、ほ、本当!?じ、じゃあ早く行こ!」
かなり動揺してるな...俺には理由が分からない。
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ぱかっ
とお弁当箱をあけると、
卵焼きにミートボール、ポテトサラダに俺の好物のしょうが焼きまで...全部輝いて見える。明って意外と料理うまかったんだな...
「すご。美味しそう」
「で、でしょ?はい、あーん」
卵焼きを口に入れようとしてくる。食べる。
「どう?」
「おいひい」
「やったあ!これからも毎日お弁当作ってくるね!!」
「ありがとう」
おかげで、これから毎日昼休みが楽しみになったと、どこまでも続く青い空を見上げながらそう思った。