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微グロのときがございます。
暗めの内容となっております。ご了承ください。

※表現方法を勉強中が故、下手なところがございます

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私のリーパー

#29

楽しみ。

そんな約束をして二ヶ月程度が過ぎた寒い冬の日。

僕らは手を繋いだまま、いつものブランコベンチに座っていた。

「寒いね〜.ᐟ.ᐟお兄ちゃん、手貸してくれる?」

彼女の吐く息は白い。とても寒いというのにそれを見せぬ笑顔。
そんな彼女に少し見惚れながらも、僕は手を差し出した。

「ありがとう.ᐟ.ᐟ」

にこにこ、と前のように笑ってくれるようになったのはかなり嬉しい。

何より僕の希望の光がまた灯った感じがする。



ひょー、と冷たい風しか吹かぬ養護施設。

山の麓にあるからだろう。
夏はうるさいし冬は寒い。花粉もすごいし、虫も多い。

でも、なぜかこの場所は嫌いになれなかった。
ここにいる人は嫌いだけれど、この場所は好きだった。



「お兄ちゃん、.ᐟ.ᐟ外へ出かけないっ?今日は出ていい日なんだよ〜.ᐟ」

そんなことを思っていた時、彼女にそう言われた。
とても嬉しそうな彼女を見て、断れるわけもない。断りたくもない。
僕はこくりと頷いた。

久々の外だ。
もう外の世界には住みたくはないと思ったが、遊びに行くのはまた違う。

「2人だけでお出かけでもしようか。」

そういうと、かなり喜んでくれた。

だって、2人に邪魔はいらない。

養護施設の人に行くことを伝えると、着いて行こうかと言われたが、全力で断った。

少し悲しそうな顔をされたけれど関係無い。もう信用なんてしないのだから。



2人で手を繋いで歩く。寒い寒い外を。

いつの間にか雪が降っていたようで、地面は白い。
一歩を踏み出すたびにしゃり、と鳴る音が好きなのか彼女は上機嫌で歩いている。

息も道も、空も白い。
そんな空からはしとしとと雪が降っている。
まだまだ積もるつもりなのかどんどん降ってくる。

でも傘は刺さない。僕も彼女もポンチョを着ているから。
ポンチョがあれば別に濡れることもない。




歩いて数十分。僕らはとある公園へたどり着いた。

別にどこに行きたかったわけでもない。
ただ彼女と歩いていたかった。でも行き先がないとただの散歩だ。
彼女を満足させるためにも、僕はこの公園へ来た。


ここの公園はとても広い。
更にはいろんな人に人気の公園だ。子供から大人、老人にも。今も子供が遊んでいる。

だからこそ、子供2人がここにいても違和感はないだろう。

「何してるの?2人だけ?お母さんは?」みたいに言われることもない。

そんな予想を立てながら僕は彼女と公園を歩き始めた。
途中で自販機でホットカフェオレを、移動販売車からクレープを買う。
施設からのお小遣いで。

彼女に渡すとすごく嬉しそうに笑ってくれる。
僕は要らないのかと尋ねられたが、一口貰って終わることにした。

彼女の顔を見ているだけで幸せだから。

作者メッセージ

楽しそう。こんな感じに過ごしても見たいかも。なんて思った今日この頃です笑

春休み課題、入学テスト、バイト。どれを考えても恐ろしいです。まあやってきますか。

2025/03/09 19:43

ibuki. ID:≫ 1ydenBYHtho62
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